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二ヶ月前①~アラフォーのおっさんが本気で転職活動してみた ~

動機と職務経歴書が作られてしまえば、あとは行動を起こすだけだ。

この段階はまだ転職を検討しているレベルなのでカジュアルに考えても良いと思う。なんかいい話があればなー、という気持ちでまずは一歩を踏み出すのをおすすめする。

職務経歴書ができていれば、数多ある転職サイトに登録するのはとても楽ちんだ。大体が無料でそれぞれ特徴がある。でも一つだけ言っておくと、良いエージェントはすべての転職サイトを見ていると思って差し支えない。極論、どこか一つだけ登録する形でも問題ない。

転職サイトの善し悪しについてはいろんなところが比較しているので割愛。僕のケースだと、よく使ったのはミドルの転職ビズリーチ(お試し無料限定)。期待した効果が出なかったのがiX転職Qiitaジョブズグリーン。このあたりは好みの問題もあるとは思うけれど、おすすめは職務経歴書を添付ファイルで設定できるタイプ。ミドルの転職がそれに当たる。他のサイトはわざわざ入力させるのがすごく面倒で、だからあまり使わなかったのかもしれない。

よいエージェントを見つける

転職のゴール、よりよい企業への内定に最も重要なファクターは何か。僕はこの項なんじゃないかと思っている。

成功するには、自分の志向にあった企業を見つける必要があるのはもちろんのことだが、合格率をとにかく上げることが重要になる。ものすごーく入社したい企業があっても、書類選考で弾かれてしまっては仕方ないし時間ももったいない。

よいエージェントは、求人を出している会社を熟知しており何だったら「顔が利く」関係性を持っている。一次面接や二次面接では引き出しづらい経営上の戦略戦術や財務状況まで共有してくれる。彼らは企業との信頼を何より大事にしているので、受かりそうもない求人や入社後の成功が見えない求人は絶対に紹介しない。そんな背景も相まって、少なくとも書類選考通過率はかなりのものが期待できる。

そんなわけで、先ず有能なエージェントとの関係を持つのが大事であるというのが僕が得ている教訓である。

エージェントについては、転職サイトに登録すれば星の数ほどスカウトが来ると思うのでその中から適当に選んでいいとおもう。時間が許すならばとりあえず片っ端から話を聞くのもアリだろう。特に能力が属人化しやいすい分野なので、ガチャ要素が強いと思ってもらっても良い。

じゃあよいエージェントとはどんなエージェントなのか? これもまた僕の経験則とフィーリングになってしまうが挙げていきたいと思う。

①大手ではない

完全に主観になるが、大手エージェントはあまりおすすめできない。良くも悪くも均一化されすぎているからだ。また、勧誘メールが煩わしかったり、今はコロナ禍なのでオンライン面談が主流だが、以前はカウンセリングのために自社まで足を運べといっていた。

確かに大手だと求人数は多いだろうが、その分担当と企業との関係性が希薄である可能性が高い。そのため、杓子定規的な対応をされる可能性が高い。

大手を使うケースがあるとすれば、自分の経歴能力に圧倒的な自信があり、とにかく企業紹介だけしてくれればいいというパターンである。いつかはそうなってみたいものだ………。

②初回カウンセリング時に、3社以上5社未満提示してくれる

大体初回はカウンセリングと言うことで電話かZoomあたりで面談を行うのだが、よいエージェントはその場でしっかり求職者側の意向を確認し、それなりの合格率が見込め転職後のビジョンも明るい企業とマッチングしてくれる。

その精度がエージェントの能力の肝とも癒えるのだが、マッチの結果は少なすぎても多すぎてもよくない。少なすぎるのはよい求人を持っていないということだし、多すぎるのは割と適当に寄越している可能性がある。この塩梅で見極めたい。

ただこれは一般論で、あとは求職者側のリクエストをどこまで許容してくれるのかも大事な要素だ。僕の場合、今回は「とりあえず片っ端から受けてみたいです」と要求し、結果翌日には10社ほどの候補を挙げてくれた。かつそれぞれがそれなりに志向に沿ったモノであった。

③レスポンスがはやく、適切

選考の合否は何より気になることである。それを速やかに伝えてくれること、もし企業側の理由で三営業日を超える場合その旨をエージェント側から伝えてくれること、そういった気配りができるのはよいエージェントである。

また、フィードバックを適切に行ってくれるかというのもチェックポイントだ。特に不合格の場合、なぜだめだったのか、どこがだめだったのかは書類のアップデートや次回の面談の際に合格率を上げる要素となる。

よいエージェントとの付き合いはじめることは、素晴らしい転職活動の第一歩である。家屋の基礎のようなモノで、これがしっかりしているとその後の転職活動がすごーく楽になる。是非とも自分にとってのよい転職エージェントを見つけてもらいたい。

業界研究をしてみる

エージェントから企業を紹介されたら、せっかくなので業界研究をすることをおすすめする。理由は簡単、見た瞬間はそんなに興味がなくても、深く追うにつれて興味が出てくる可能性が高いからだ。

優れたエージェントは単に求人票だけでなく、組織体制やその中で求められる役割、財務状況や業界における立ち位置、今後の戦略戦術なども共有してくれるが、調べられる範囲で自分でも調べてみた方がよい。興味の面でもそうだが、実際に採用試験を受けるに当たっての重要な武器にもなる。面接では必ず、自分の今までのキャリアが貴社でどう活かせるのかを説く場面がでてくるからだ。そのときに業界の将来像を自分なりに描けていれば、説得力は増すしよい心象も与えられるだろう。

このご時世、ググるだけでかなりの情報が出てくる。わかりやすい例で言うとECのプラットフォームの業界であれば、「EC カオスマップ」でググるとすぐに競合他社やその立ち位置が分かる。

コーポレートニュースは是非チェックして欲しい。どんなアライアンスを結んでいるか、増資はなされているのか、直近でメディアに取り上げられたことがあるのか。多くの有益な情報をピックアップできる(逆に活性ではない企業はあまりおすすめできない)。CEOやCOO、CTOのインタビュー記事を読めば彼らの経営観や戦略戦術が浮き彫りになるし、それを踏まえた上で上述した競合他社も同じ観点で確認していくと、それぞれのSWOTや戦略の差異が理解できる。

採用試験を受けるに当たって是非とも意識したいことは、その企業をスキであるということだ。いろんな情報を総合的に収集し、しっかり研究した上で選考に臨むのがよい。

長くなってしまったので、以下は二ヶ月前②にしようと思います。乞うご期待!

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