二ヶ月前②~アラフォーのおっさんが本気で転職活動してみた ~
すっかり時間が空いてしまったけれど、二ヶ月前の続きです。
前回は良いエージェントを見つけて、業界研究をちゃんとしようというところまでだったのでじゃあその後僕はどうしていったか、ということを書いていく。
お試しで採用試験を受ける
案外これが重要なのではないかと思い返している。
転職活動に苦手意識はないし、むしろ割と好きな方ではあるのだが、実は生まれてこの方「第一志望に一発で合格する」という経験がない。もちろん経歴や能力の未熟さもあるだろう。
しかしながら、特に面接対応については尻上がりに内容が良くなっていくということを感じている。特に必ず聞かれる自己紹介なんかは多少のローカライズはあるにせよ同じようなことを話すはずなので、序盤と終盤ではなめらかさの度合いが段違いになる。
また、聞かれた質問とその回答のPDCAを回すこともできる。質問の予測とその対応、返答が必要十分だったかとその改善。自分のキャリアや特性の改めての棚卸しになり、精度と密度が上がっていく。
そういう意味でも、まずは気楽に、志望度のそんなに高くない企業の採用試験を受けるのが良いと感じた。場に慣れる、というやつである。例え内定が出たとしても、現職にとどまるという選択ができなくなるわけではないのだから、やってみる、ということが大事なのである。
現職の業務整理をはじめる
これはもはや転職とあまり関係なく、日頃からきちんとやっておくべきことなのだが改めてということで。
先にこれをやらない最悪のケースを考えてみよう。僕と同じようなアラフォーのおっさんであれば、重要な、もう少し言葉を換えると、替えの効かない希少なポジションでの採用が多いのだと推測する。その場合、企業側は一刻も早くジョインしてほしいはずだ。
そのときに、現職のナレッジやノウハウが自分の頭の中だけにしかなかったらどうだろう。内定先は来月までに来てほしいのに、現職は三ヶ月は引き継ぎしてほしいという。板挟みである。
もちろん現職に後足で砂をかけるように、「一ヶ月後に辞めますから!」と強行することもできるだろう。しかしビジネスパーソンとしては、ソフトランディング、円満退社を目指したい。特に年をとってくると、人脈というモノが大切な資産になる。
従って、ナレッジやノウハウのドキュメント化、非属人化は常々行っておくべきだし、もし今までやってこなかったのであればこれを機に行うのが良い。タイミングはさておき、終身雇用が崩れている昨今いつまでも同じ企業に属する可能性は低いし、例えば昇進やキャリアコンバートによって引き継ぎを行わなければならないこともあるだろう。いずれにせよやっておいて損はない(そしてお察しの通り、僕はこれに一番苦労した)。アイキャッチに使わせていただいた画像は、やっぱり大切なことだと思う。
二ヶ月前までには
こんなところを重要視して行っておくのがスムーズな転職活動のポイントと感じた。
そしていよいよ転職本番である。一ヶ月前には何をするべきで僕はどんなことをしてきたのか、それは次の記事で書かせてもらおうと思う。乞うご期待!
サポートいただけたら、バスケのコーチの諸々に使わせていただきます🏀