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空中権が売買されたという:500億円?

画像:JPタワーのテラスから撮影

東京駅前・丸の内駅舎の前に大きな空間がある。行幸通りに向かって空間が伸びている。数年前、カップルが、行幸通りの一角で結婚式の服装で、写真を撮影していた。丸の内口駅前で、雨の残り水たまりができ、カメラ好きが水たまりに浮かぶ東京駅を撮影していた。

「東京駅周辺は、2002年に特例容積率適用地区に指定され、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事に伴って、約18万㎡の余剰容積率を周辺のビルに売却し、約500億円の工費を調達しました」とある。

売却された余剰容積率を利用したビルには、
・新丸ビル、
・東京ビル、
・丸の内パークビル、
・JPタワー
などがある。

これらのビルは、高層化や地下化などの高度利用が可能になった。余剰容積率の移転を「空中権」というらしい。

空中権の取引は、土地の有効利用を高めるとともに、都市景観の向上に寄与する。丸の内の東京駅については、歴史的建造物の保存にも貢献することになる。

※首都高速道路で空中権も話題に上っている。