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クーブイリチー:沖縄のサッカー女子は「とてもテビチが好きだった」

画像:テビチの料理の例、残念ながら「クーブイリチ」はNoteでは見つけられなかった。

*推測に基づくことが多い。が、沖縄は昆布の大きな消費地(家計調査年報)!

沖縄には、昆布が江戸時代に持ち込まれた。沖縄で昆布を利用した料理が生まれ、今では「最大の消費地」となっている、とある。(知らなんだ~の世界)*原田信男編(2014年)『江戸の食文化-和食の発展とその背景-』小学館、75頁。

代表的な料理が「クーブイリチー」らしい。昆布を沖縄では、「クーブ」という。「イリチー」は炒め物を意味するので、そのまま理解すれば、「昆布の炒めもの」となる。実際には、細切りにした昆布に、豚肉やこんにゃくなどを合わせ、炒める料理らしい。(食べたこともない)郷土料理とあるので、一般的な料理だろう。

豚肉を使った料理-キャベツと豚肉の生姜焼き-が大好物だ。いずれ、「クーブイリチー」にも挑戦するか。

(沖縄に知人は、名前と二言三言話した人を含めても3人である。)友人と沖縄に旅行した。友人の友達が娘を伴って現れた。娘は小柄だったが、明るく、サッカー少女だった。定番の観光地に連れて行ってくれた。国際通りにある食堂で、料理の話が出た。サッカー女子は喉を掘るような声で、嬉しそうに「テビッチ、好き」と聞こえた。※「テビチ」というのが正解らしい。その声の響きが耳に残ってしまっている。

豚足を使った料理は地域によって見られる。沖縄のテビチは豚足を煮付けにする料理らしく、コラーゲンあるいは軟骨の食感が特徴らしい。昆布も時に使われるかも知れない。

昼食では、郷土料理ではなく、普通見られるような焼きめし(と思う)と、当時も今も分からない料理だった。

沖縄と聞くと、よくテビチをよく思い出す。豚の角煮が好きである。サッカー女子は「クーブイリチー」についてはどうだっただろう。「クーブイリチー」を、沖縄を思い出す料理に追加するか。アレンジしながら挑戦してみよう。