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山口大島みかん:島そだち

瀬戸内海沿岸にはみかんの産地が多い。みかんは400年前に日本に渡り、江戸時代に周防大島で栽培されるようになったと言われている。周防大島は大島みかんとして親しまれている。

みかんの選果設備も進歩し、外部と内部の両面から選別されるようになった。傷や病気はもとより、色・サイズなどを選別できるようになっている。糖度・酸度など味に関する識別もできるようになっている。

同じブランドでも、糖度などに違いがあり、それをクラスに分け、販売されている。島育ちとして販売されているのは通常のみかんよりも糖度が高い。糖度の高いものが「島そだち」として販売されている。さらに糖度の高いものは「島そだち・ゴールド」として販売されている。

対象としている「島そだち」はMサイズとSサイズである。Mサイズは同じ大島産の通常みかんよりも100円高く、「島そだち・ゴールド」はさらに100円高くなる。「島そだち・ゴールド」は通常のみかんよりも200円高くなる。

確かに、甘みの質の違いを別にすれば、両方のみかんは甘い。「島そだち・ゴールド」はさらに甘く、品のよい甘さである。

栽培上、水の管理は行っているらしく、糖度の高いみかんができるが、確認はできていない。

もともと妻はみかんを買うのは好きである。でも、食べさせるだけで自らはあまり食べなかった。しかし、今年はみかんが美味しいらしく好んで食べる。