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桜の花の散る特徴

おび

・桜の樹高が高く、花の散る範囲が広い。風によっては、樹高の5倍以上の距離に達する。
・桜は枝が多数出て、1枝から出る房も多い。
・房から出る花も多く、花柄が長い。
・桜の花数は花の咲く木本の中でダントツである。
・5,6日で咲きそろい、散るときはさらに時間を置かずに散る。

・桜の花が散るときは、南東から南南東の風が吹き、やや弱い風となるが、時に強い風が吹く。辛うじて散らずにいた花びらも同時に散ってしまう。
・桜の花が散り始めるとき、さわさわと吹く風が見られる。

・花びらが他の梅やハナモモと比較して軽い。僅かでも、大きな差となる。飛距離・時間に差が出る。※桜の花びらはハナモモの花びらよりも早く水分が飛ぶ。言い換えれば、桜の花びらの水分量が少ない。

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・花びらが、僅かだが凹型である。これがヒラヒラを起こすし、滑空もする。
・花びらの形が四角ではなく、長方型である。扁形的な落ち方をする。
・花の先端が割れている。時に、複数の割れる花もある。花の落ち方が単純・単調ではなく、揺れるように落ちる。
・花の根元が少し重い。色も赤みを帯び、揺れるように落ちると、華やぐ。

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