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会社四季報。まずは解読の仕方を学ばなければ始まらないよな

『会社四季報』というものがあることは知っていた。
上場している企業の成績を網羅した辞書みたいなものという認識だ。

パラっと開くと細かい字でびっしり書かれていて
すぐに閉じて元の棚に戻したという記憶があった。

それから月日は流れ
簿記の勉強から始まり経理のことを知って
小さなものを知れば大きなものを知りたくなるということで
四季報に手を出してみることにした。

これを解読できればなんか力がつくんじゃないか?
という浅はかな期待

とりあえず思いついたことをかじってみる。


読み方本にはわかりやすく書かれたものから始めるのがいいということで
著者は専門家ではないほうがいいということで

そんな本がちょうど目にとまる。

「ど素人が書いた会社四季報の読み方」というタイトルの本。

著者が自分のことをワシと呼んでいるところが難しい題材を少しとっつきやすくしてくれるところがいい。
内容もわかりやすい。

この本から四季報の魅力は一体なんなのかとわかったことは
重要なことが一目でわかることだという。

見出しの【○○○○】
3文字から4文字だけで
その企業の前期と比べた成績がわかる。

最高が10としたら今期はどのぐらい?を3文字から4文字で表している。

上がっているのか下がっているのかあまり変わっていないか
という感じ。
それを段階的に言い分けている。

記事は重要な事順に書かれているので上から読んでいけば良い的なやつみたいだ。

あとはニコチャンマークや矢印で視覚的にも理解できるみたいだ。

本物の四季報にも目を通してみる。
分厚い。

乱暴にページを開くと破れそうだ。図書館のものだからな優しく。

開始1分で読むのを諦めてしまいそうになるぐらい細密な作り
ただ解読本で得た知識を実戦したいので根気よく見ていくことにする。

末尾には倒産するかもしれないリストも載っていた。ここまで書いてるのか四季報。

創刊80年ということはそれだけ信頼で成り立っていたということ

包み隠さないところは好感が持てる。
でも書かれた企業側にしてみたら、四季きた~ってなりそうだな。

そのリストの中に最近全く見なくなったコンビニの名前があった。
弁当の米を炊飯器からついで大盛りにしてくれるサービス満点の店だったんだけどな。

サービスと経営は直結しないということがビジネスの厳しさというわけだよな。
頑張ってほしいが。

移動中はYouTubeでも読み方について学ぶ。
公式チャンネルのものがすごくわかりやすかった。

四季報の執筆に関わったことのある編集者が説明してくれるので要点を抑えている。




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