働く環境を前へ。人生をもっと前へ。

この記事は株式会社マネーフォワードの福岡開発拠点が主催している Money Forward Fukuoka Advent Calendar 2022 の 14 日目の記事です。
昨日は Shichida Masatsugu さんによる「いざ!大海原へ!!🎣」でした。

Androidアプリ開発エンジニアとしてマネーフォワードにジョインし、気付けば3年。。。本当にあっという間の3年間でした。
そう言えば、入社直後にアドベントカレンダーに投稿した事を思い出し、記事を読み返してみることに。

下手くそな文章だなと思いつつも、、改めてこの頃考えていた事が今の環境で着実に実現出来てると感じました。

家族と笑顔で過ごす為にはどうすれば良いか?これを人生の最優先事項に位置付けた時、全ての行動を整理する指標になりました

未だにこの考えは変わっていませんし、また今だからこそ感じることも多くあります。
そこで、この3年間で起こった変化を交えて人生を前に進める上で重要だと感じた事をお伝えしようと思います。

人生の変化

この3年間で自分の人生における大きな変化が2つありました。一つはエンジニアからマネジメントへとキャリアパスが変化した事。もう一つは、第二子が誕生した事です。

キャリアの変化

現在はマネーフォワード福岡拠点でクラウド経費本部 副本部長 兼 プロダクト開発部 部長としてデジタルインボイス本部 プロダクト開発部 部長のn_mtaさん、頼もしい開発メンバーと共に「クラウド経費」と「クラウド債務支払」プロダクトを日々前に進めております。

マネジメントが業務のメインとなり、主に開発戦略、組織作り、採用、ピープルマネジメント等々を含んだEMの役割を担っていますので、以前の様にコーディングする機会は減ってしまいましたが、プライベートでアプリ開発を行いつつエンジニアの感覚を保つようには努めています。
優秀なメンバーが続々とジョインしてくださる中で、ユーザーフォーカスな最高のプロダクトを作り、かつメンバーのチャレンジに繋げられる良い環境作りができる様、日々奮闘しております。

第二子の誕生

自分のキャリアパスが大きく変わったタイミングで第二子が誕生しました。
マネージャーとしてまだまだ学ぶべき事もありますし、開発責任者と言う立場で以前の様な柔軟な働き方が出来るのか不安になりながらもこのコロナ禍で頑張ってくれた妻と元気に生まれてきてくれた次男、そして誰よりも次男の誕生を喜んで、お世話をしてくれる長男に感謝する毎日です。

環境の大切さ

この大きな2つの変化の中で、自分の人生をより前へ進めていく為に重要だと改めて感じた事が「環境」です。
一口に環境といっても、住居や対人関係、職場など様々なものがあると思いますが、全てが大切であると断言できます。
そしてこの「環境」はある程度自分で作り上げる事が出来ます。
自分のライフプランにおいて、どの「環境」に身を置く事が大切かを考え、自らその環境を作る事が、人生を前へ進める手助けとなるのです。
具体的にどの様な環境が後押ししたか実例を交えて説明したいと思います。

子育てする上での環境
長男が保育園の年長に差し掛かる頃、世間はコロナ禍に突入。働き方も大きく変わり、リモートワークが中心になりました。世の中のスタンダードが大きく変化しているそんな最中、有り難い事に第二子を授かる事ができました。
共働きしている妻の仕事の性質上、妻の出社頻度は相変わらず多かった為、長男の送り迎えは私の役割になります。
その際に環境面でとても助かった事は自宅と保育園の近さです。住んでいるマンションの真横に位置していた為、送り迎えどちらも仕事のほんのスキマ時間を使うだけで良くこの点はかなり助かりました。

月日は流れ、次男が無事誕生してしばらく経ったある日。
次男が謎の高熱で入院することになりました。今は無事回復しましたが、検査と治療で約2週間程入院する必要があり、妻が付きっきりで病院に寝泊まりする必要がありました。
精密検査や長期入院できる規模の大きな病院が徒歩圏内にあった事で私が仕事のお昼休みに病院に着替えや食料を差し入れすることができました
また、大変な状況を汲み取っていただき、暫くの間業務を早めに切上げさせていただけた事もこの状況を乗り越える上で非常に大きかったと思います。

子育てする環境も人それぞれあると思います。中には様々な方に協力してもらいながら子育てできる環境の方もいるかもしれません。私達家族は基本的に自分達の課題は自分達で解決出来るよう、環境を自ら選択してきました。
特に共働き世帯はお互いの職場と子供の学校も含めて総合的に判断する事が重要だと考えます。

家族の事を第一に考えながら、仕事も全力でのぞむ。それができているのも環境による所が大きいと思っています。

職場環境
自宅から職場までとても絶妙な距離があります。歩いて40分、電車やバスで約25分、車だと15分。
私は毎回徒歩で出勤しています。リモートワークでなまった身体にとって丁度よいウォーキングの時間です。通勤の柔軟性に関しては抜群だと思いますし、今だからこそ歩いて行き来できる距離の価値を凄く感じています。


福岡拠点は仕事においてメンバーの多様な環境を受け入れ、チームワーク、リスペクトを大事にしながら組織一丸となって目標を達成する文化が根付いています。
マネージャーになって第二子が誕生した直後に、一ヶ月の育児休暇を取得しました。色々な葛藤がある中で安心して育児休暇を取得出来たのはこの文化のお陰だと思っています。組織全体が個人の多様な環境を受け入れ、フォローし合いながらお互いを尊重する。
この頃から私の中で、マネージャーとしてのキャリアを築いて行く事に対する不安は徐々に薄れていきました。自分の人生における優先度を維持したままキャリアを確立していける。
そんな職場で働けている実感を得たからだと思います。

その他のライフイベント
ここまでは私の実体験をもとに環境面の大切さをお伝えさせていただきましたが、ライフイベントは考え方や家族構成などでも人それぞれあります。
要は自分達の身に起こり得るであろう様々な事象に対して柔軟に対応できる環境を自分達で作る事が大切で、人生において予測し得ない事態が発生しても恐れずに環境を変える判断が重要なのだと思います。

以前福岡拠点で実施したパパ座談会での話。

堤:我が家は共働きなんですが、妻が会社で昇進の話をうけた時「あなたがマネーフォワードで働いているおかげで私も家庭を調整しやすくなったから、昇進を考えられる」と言われたんです。家庭を持つ女性がキャリアや昇進を目指していくのは配偶者の働き方・スタンスも大きく影響すると思います。マネーフォワードで働くことで、パートナーの方の目指すキャリアや理想の働き方なども尊重、推進できると感じましたね。

上記の主語は、パパでもママでも良いはず。
ただし、同じ環境で過ごしている共同体が抱えている環境が相互に影響を及ぼすので、自分達の理想が実現できるか否かはそれ次第だと言うこと。

これだけ多様な選択肢がある中で、自分が環境を変える努力をする事で大切な人の人生も前に進むかもしれない。
そう考えながら変化を恐れずに行動することが大切であり、自らの意志で理想に近づけることが出来ると思っています。



福岡と言う土地

これまで記載してきた「環境」を作れてきたのは、福岡と言う土地が大きく関係していると思っています。
福岡市は住まいと生活機能(交通、商業施設など)が近接している効率的な都市(コンパクトシティ)ですので、重要な環境がギュッと詰まった地域です。

それでいて首都圏と比べ家賃も安く、かつ少し離れると広大な自然が広がっています。
リモートワークが浸透してきた昨今、どこで働いても給与水準が変わらない企業も増えてきました。
もちろんマネーフォワードでも東京本社、地方拠点で給与水準は変わりませんので単純に「住む場所のクオリティと家賃」の差、だけで比較しても間違いなく生活レベルが上がりますし、環境と言う面において「福岡に住む」と言う選択自体が、家族のライフプランにおける様々な選択肢の幅を広げてくれます!
加えて、美味しいものが安く食べられますし、人口も増加しています。再開発も進んでおり、更に利便性も向上していくでしょう。
ここまで来ると、何故皆福岡に住まないのだろう?と思うレベルです。

組織の環境を作る

ここまでは生活における環境の話を中心に書いてきましたが、仕事をするにあたって働く組織の環境も重要なポイントになってくると思います。
自分の考えているキャリアプランに合った経験、チャレンジが出来るのか?
もちろんプロダクトにコミットする上で個々にとっても価値のある経験を用意する。

この環境を作るのが我々マネージャーの大切な仕事であり、魅力的な環境を作ることが自分の信念に繋がっていると信じています。

もちろんまだまだ足りない部分もありますが、様々な方々の協力のお陰で、どんどん整いつつあると思っています。

最後に

マネーフォワード福岡拠点では新しい仲間を募集しています。
福岡と言う最高な土地で、仲間と共に最高なプロダクトを作ることで、貴方の、そして貴方の大切な人の人生を前に進めてみませんか?



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