タイヤ
こどもの時分は激しい遊びをする。そんなお話。
育った町には小山のある公園があった。学校から帰れば駆け回る毎日。バッテリー無限の体が放電完了になるまで遊ぶ。その日はみつけた車のタイヤで遊んでいた。楽しかったが、次第にエキサイティング。
「山から転がしてみよう」
小山の頂上までタイヤを持っていき、転がす。
いぇあぁぁぁ!
と、当時言ったか覚えていないが、勢いよく転がり落ちるタイヤ。大盛りあがりである。障害物に当たりながらも勢いを増すタイヤ。凄いぞタイヤ!
公園の平坦なところに出ても勢いがいい。そして止まることなく公園の柵を乗り越えて下の道に・・・・
やべぇっ
慌てて確認しに行ったが、被害はない様子。
危なかった。
まぁタイヤを離した時点でそんなことは1ミリも考えていない、こどものあそび。
これはヤバイから止めよう
あせった遊びでした。
それでは、また。
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