国際大会修了及び新学期開始 #4
どうも,つつっちです.
最近はサカナクションの音楽にハマっています.以前は何となく聞いていただけでしたが,注意深く聴いてみると,まるで深い水の中に入っているような感覚に包まれます.(ちなみに,夜の寝る前に聴くのが日課になりました)🐟
日中は,オアシスやクイーン,THE 1975を聞いてテンション保っています.
僕は,音楽の教養が皆無でしたが,最近になって少しずつ音楽を感じられるようになってきたのかなと思っています🎵
さて,前回の記事から,またまただいぶ時間が経ちました.
日本を出発してもうすぐ2ヶ月が経とうとしています.
今回は,バイオセンサーの国際大会とデルフト工科大学での新学期の様子をお届けします.
バイオセンサーの国際大会の大成功!
8月の最終週は,ドイツのアーヘンからオランダのエイントホーフェンに移動し,1週間に渡ってバイオセンサーの国際大会に参加しました!
現地企業との交流・プレゼン
この大会では,各チームのプレゼンやバイオセンサーの性能テストだけでなく、大会のスポンサーである現地企業との交流の機会も多くありました.
アイントホーフェンには,High Tech Campusという,約1平方キロメートルの範囲に300以上の企業が集まるエリア.ここは研究開発やイノベーションを各企業同士の交流を通じて促進するための場所です.自然に囲まれた,如何にも娯楽がなさそうな場所に位置してます.(研究者にとっては研究が娯楽なのかも)🔬
アイントホーフェンを拠点とするかの有名な大企業Philips(髭剃りなどの家電製品しか知らなかったが実際は医療機器のBtoBが売上の大半を占めているらしい)やその他諸々の医療系企業の訪問をする機会がありました.正直,専門が異なるため,理解できない話み多かったですが,交流そのものを楽しむことができました😅
結果発表〜!!!(浜田風)
大会本番はプレゼンとバイオセンサーの性能テストがメインのイベントでしたが,それだけでなく,事前にチームで提出したレポートやSNSを活用した一般の人へのアピールも審査対象に入っていました.
そして,全18チームで合計4つの賞を争う中,僕らのチームはなんと3つの賞を獲得できました!🥳
Public Inspiration 1位
Innovation Award 2位
Vlog Competition 1位
大会本番までたくさん大変なことがありましたが,チーム全員で何かを成し遂げ,このような成功体験を得られたことは大きな意味があったと思います.
みんな,本当にDanke schön!(ありがとう!)
デルフトでの新学期が始まりました
大会終了後,アイントホーフェンを離れ,ドイツに向かうチームのメンバーにお別れをしながら,いよいよデルフトに向かいました.👋
男3人でアパートの一室をシェアハウス
ヨーロッパの大学生では,実家から遠い場合,多くがシェアハウスで暮らす学生が多いようです.お金に余裕がある学生は一人暮らししているとか.僕はもちろんシェアハウスが唯一の選択肢でした.
ルームメイトは,スペインのマドリードの大学から来た2人の交換留学生ルームメイトで,スペイン語を勉強をしている僕にとってはとてもいい環境です!彼らから直接教わることもできるので,こんな機会もないだろうと思って,次の学期にはデルフト工科大学で開講しているスペイン語の授業を履修しようと思っています!(オランダに来ているのに,スペイン語を勉強するという謎ムーブ🌬️)
大学の設備がモダン・オシャレ
デルフト工科大学は,オランダ最も歴史のある工科大学とあって,古い建物も多いですが,(特に建築やデザイン系の学部が優秀なせいか)オシャレでモダンな建物が多いです.
1Q(クオーター)開始
デルフト工科大学は,東工大と同じくクオーター制を採用しています.つまり,1年間を通して4クオーターあるので,1学期の前期が始まったみたいな感じです.
このクオーターは,様子見も兼ねて授業を3つ履修しています.(通常は3〜4つが平均).各授業は週に2回ほどあるので,週に6コマ(1コマ2時間)あります.少なく感じるかもしれませんが,オランダでは一つ一つの授業の比重が重く,かなりの予習や復習を有するため,まあなんとかこなしていると言う感じです.
オランダの修士課程では,日本(理系の)のように入学直後から研究室に配属されるわけではなく,2年目が始まるタイミングくらいで指導教員を見つけ,そこから修論研究にフォーカスするのが一般的です.そのため,1年目は授業中心で,その分各授業がハードになります.
僕が1Qで履修しているのは以下の3つです.
Complex Systems Engineering
複雑系システムと言われる,まあ,様々な要素が絡み合う複雑な振る舞いをするシステムを対象に,デザイン思考やシステム思考の方法論を用いて設計方法を学ぶ授業です.ディスカッションを交えた講義形式が特徴です.
ICT Architecture Design
ICT(情報通信技術)の分野で使われるアーキテクチャ設計のフレームワークを学び,グループワークを通じてで,プロトタイプ開発を行いながら実践する授業です.
Digital technology Entrepreneurship and Management
デジタル社会で新技術(Emerging Technology)がどのように社会に実装されていくかを学ぶ授業です.グループワークで1つの新技術を選び,それを分析しながらイノベーションを評価する内容になっています.
まあ,わかる通り,これらがTechnology, Policy, & Mangement学部の授業で,エンジニアリングとビジネスの両方を行き来するような内容が多いです.正直,曖昧で広義な定義も多く,難しいと感じることもありますが,とても実践的で学びが多いと感じています.
グループワークもかなり多いですが,オランダ人や他の留学生は本当にほぼ全員が英語をほぼ完璧に話し,そしてほぼ(ほぼの三連単)全員が積極的にディスカッションに参加しています.(まあ,ビジネス領域を含む学部だからか,基本的にみんなコミュ力が高いだけなのかもしれない)もしくは,2:6:2の法則が発生しない珍しいグループに参加しているだけなのか.あ,もしかして僕がこの法則の下位2に該当するかも😅
そんな僕ですが,コミュ力が高くないなりに,自分の(できる)役割を見極めながら何とか頑張っています.
気づき・新発見#2
前回からコーナー化しました!
まだ,ヨーロッパでの新鮮な感性の中で,気付いた事を残していきます.
公共のトイレが有料の理由・分析⇨新たな考察
前回の記事で,ぐちぐち文句を並べたが,これについて新たな見解(偏見だらけの個人的な意見)を得たので,ぜひ聞いて頂きたいです.
まず前提として,ヨーロッパの人(主語をデカくしたくはないが)は,トイレの掃除ができないのです.つまり,日本人(こちらも主語をデカくしたくはないが)とは違って,汚した場合に掃除をしません.おそらく要因の一つとして,日本の学校教育のように,毎日の「掃除の時間」というのがないそうです.かわりにプロの清掃業者がいます.
なので,トイレの清掃業者のチップでも支払わなければ,掃除する気にもならないかもな・・・(たまに公共の場にある無料トイレとかは恐ろしく汚い)サスティナブルへの意識の高さ
使い捨てのものやプラスチックを極力使用しません.
その一例として,トイレの手拭きタオルとして,再利用が可能なタオル式の機械があったりします.
チャリ乗りこなすのがむずい
ハンドブレーキのないチャリが多いです.かわりに,ペダルを後ろに漕ぐことによって,ブレーキをかけます.
慣れるのに,かなり苦労します.
デジタル化が進んでいる
銀行や役所手続き,郵便局などの公共サービスで,基本的に日本よりデジタル化が進んでいると感じます.
太陽に関してかなり真剣である
オランダの冬は,絶望的に天気が悪い.一ヶ月の間に数回しか太陽を見ることができないこともあるだとか.そのため,夏の終わりのちょうど今の時期,晴れてる日は,みんな外に出て真剣に太陽の光を吸収しにいってます.太陽へのありがたみが,日本にいた頃と比べて,圧倒的に高いです.(太陽,ほんまにありがとう.あともうちょいだけ頑張ってくれ☀️)
まとめ
今回留学を始めたての出来事を記事にしました.オランダに立ち寄った話とドイツでの様子をシェアしました.
次回の記事(#4)は,アムステルダム,デン・ハーグ,ロッテルダムを訪れた話をシェアしたいと思います.
サウナ,飾り窓地区,グルメ,ビーチなどの様子をシェアできるかと思います.お楽しみに☺️
今日の格言(イナ◯レ風) #4
今日,格言なかったな・・・
(ちがう,作るのがめんどくさくなっていれてないだけ)
今回は格言なし(すんません)🙏
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