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男尊女卑とオタ婚活

私は男尊女卑傾向の強い地域に居た。お察しの通り九州である。どれくらい強いかというと、出世できない女性を尻目に男性は一般職でも出世して行ったり(会社として女性は出世させてない)、女性は会議に出なくて良かったり(ある意味メリット)、女性がリーダーをすることは求められなかったりといった感じだ。ちなみに今挙げたのは全て別々の会社での話だ。

九州の男尊女卑は根深く、女性側も男尊女卑を許容している。だって日常で普通だからね。しかし、仕事や日常生活では気にならないが(それもどうかと思うが)オタ婚活で滅茶苦茶気になるようになった。

私はオタクである。割と男性向けのジャンルが好きで、乙女ゲー系作品は不得手である。私は「男性と同じ趣味だから話は弾むはず♪」とか思っていた。違った。

何が起きたかというと、話してて男性が不機嫌になるのである。どういうことかというと「当該ジャンルについて私のほうが詳しいのが嫌」なのだ。友達たちもそうだったという。確かに、会社だとそうだ。女性のほうが男性より知識があることは生意気と言われても仕方ないだろう。(この考え方が男尊女卑に染まった女性そのもの)

けれど、オタ知識についてもそうなのか…と死にたくなった。流石にオタ知識ばっかりはどうしようもない。だってオタだから知識は蓄える。趣味くらい制限のない中でやりたい。

そしてある時、東京に行く機会があった。その時、せっかくだからと東京のオタ系お見合いパーティに参加してみた。そして驚いた。男性たちが一様に優しいのである。私をこんなにも慮ってくれる。優しすぎる。全然地元と違う。オタ知識も引かれない。好意的に見てくれる。本当に泣いた。東京の男性に文句言ってる女性は九州行ってきて叩きのめされて下さい。

そして私は、地元が完全に男尊女卑であることがわかった。別に九州の男全員が男尊女卑とは言わないけど、九州に男尊女卑傾向が蔓延してるのは事実。男が女にマウンティング取ってくるのは普通だし、女側も普通に思ってるから特に気にしてない。こうやって九州は回っている。

昔、九州男児といえば頼れる男だった。専業主婦の時代なら九州男児のレトロスタイルは全面的にまかり通ったけど、今は共働きの時代。家事育児は女の仕事で男を立てろなんて通じないよ。

そういうわけで私はわざと九州以外の男性と結婚した。話題の「恋する以前に普通の男がいないという悩みと原因」https://t.co/PufFZWIUTD に全て合致している男性だ。旦那は相談所での面接は全勝だったそうだが、私を選んだ理由は刺激的で二度と会えないと思ったからだそうだ。こんなSSRな男性は同じように魅力的な女性と結婚すると論じる人は多かったが、真逆のタイプでも会えるのかもしれないね。

九州だと男性は相対的に良く見えるので、九州で婚活もいいんじゃないですか。女の子も他地域と比べるとはるかに従順だと思います。モラハラに慣れてます。私、九州では思いやりがないとか言われまくってたけど、東京来たら思いやりが凄いって言われてます。逆に九州男児(男尊女卑の男性を指す)は他の地域で婚活しても死ぬと思うよ。

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