3年やって分かった YouTubeの再生回数はなぜ伸びないのか
はい。しがないYouTuberです。YouTubeのTが大文字だったことを最近知りました(悲)。
なぜこんな話題かというと、自分の実況の再生回数が伸びなかったからです(笑)。
今回は、なぜそれらが伸びなかったのか、自分なりの意見・経験ではありますが、書き綴っていきたいと思います。
この記事は YouTube初心者〜 向けです。なお、この記事は最後まで無料です。気に入ったら100円で購入することもできます(投げ銭です)。
結論
まず、結論ですが、一番肝心なことは「楽しむこと」です。
これができなければ続くものも続けられません。毎回の投稿が楽しければそれでいいですし、かえって辛ければ放棄しかねませんからね。
それを理解したうえで、この記事(note)を読み進めてほしいです。
はじめに/なぜ伸びないのか
なぜ伸びないのかを考えていく必要があります。
まず、あなたはフィードバックをしていますか?
例えば、この動画は視聴回数が多いのに、こっちの動画は少ない…といったときに、「なぜこの動画は再生されなかったか」を考えることです。
(後述のアナリティクスも参照)
これによって、大体の動画の方向性は決まってくるのではないでしょうか。
また、これにはサムネイル、タイトルが大きくかかわってきます。
1. タイトル名の重要性
もしも、中身は全く同じポテトチップスの袋に
「いつもより多めのポテトチップス!」
「期間限定、通常より50%増量のポテチ!」
と書いてあったら、どちらを選びますか?
もちろん、ほとんどの方が後者を選ぶと思います。たとえ内容が同じであっても、外装やコメントが違うだけで印象も変わってきます。
動画も同じで、タイトルの名前はとても重要なものになっています。
猫の動画なら「動物」「猫」「かわいい」などのキーワードを組む必要がありますし、Minecraftの実況動画なら「マイクラ」「実況」のほかに、他のユーザーと差別できるようなキャッチーな名前が必要になります。
【失敗例】「マイクラ実況してみた」
【改善例】「抹茶's の 誰よりも最新バージョンでマイクラ実況~1話」
※注意/本来はもっとたくさんのキーワードを混ぜてください!
SEO対策のためにも、視聴者側がどんな言葉で検索するかを常に考える必要があります。
2. タグのあり方(旧情報)
タグも忘れてはいけない要素の一つです。これは、YouTubeで検索するときに、重要な「キーワード」として使われます。
「お餅」「日本」「伝統」とタグをつければ、「日本の伝統的なお餅」と調べたときに上位に出てくる可能性が高まります。
その動画に関連するタグをつけましょう。
タグの例/動画: 抹茶の作法について
「抹茶」「作法」「日本」「伝統」「ルール」「マナー」「手順」「正しい」「方法」「解説」
(英語なら)「Matcha」「rule」「Japan」「traditionally」「manners」「style」
関係のあるタグでないとダメです。関係のないタグを設定してしまうと、YouTube側から警告されたり削除されたりする可能性もでてきます。
2-2. 概要欄にキーワードを含めるべし(新)
(2021年7月追記)
現在、タグは検索の補助として使われることが多くなりました。なので、このタグを付けても付けなくてもどちらでも良いという状態になっています。
そこで、タグではなく 概要欄(説明) にキーワードを含めることを今はオススメしています。こちらのほうが、タグよりも強く検索に響いてきます。
【NG例】今日はMinecraftで建築してみました。
【良い例】農業化と工業化Modを組み合わせたMinecraftで、今日もサバイバル生活! 今回は、前回豆腐ハウスを作って悲しくなったので、西洋の建築にアレンジしていくよーっ!
思いつく限りキーワードは入れるべし。
3. 内容の問題
まず、誰もやったことのないコンテンツや物事はヒットしやすいです。ただし、ユニーク過ぎたり、新作のゲームとかではない場合は、そこまで伸びることはないですが…。
【NG例】「懐かしい▢▢の探検 というゲームをやってみた!」
【良い例】「本日発売の〇〇の冒険 をプレイしてみた!」←漢数字
流行りそうなものを徹底的に追求し、誰よりも早くアップロードすれば、かなりのPV数(ここでは視聴回数のことを指します)を貰えることでしょう。
しかし、躍起になって適当なコンテンツを作ってしまうと、視聴者維持率(再生分数)を維持できないので気を付けたほうがいいです。
ちなみに僕は、時間が取れないのと徹底的に適当なコンテンツは作らないと決めているので、なかなか投稿ペースが遅くなってしまうのが現状です。
その場合、他のYouTuberに越されてしまったり、その動画のキーワードの検索ピークを逃したりすることがしばしば…。
また、ここで告白しますが、お馴染みの「ゆっくり」で実況しても(出演してもらっても)、思うように伸びないです。
何故かというと、既に他の実況者の中でそれらが確立されてしまい、ただゆっくり実況するだけでは差別化は図れないからです。
もしそれでもやりたいなら、いわゆる「うp主」があったり、他の実況者がやっていないこと(イラストや声)に差を持たせることで、その動画がヒットする可能性は高まるでしょう。
4. サムネイル画像の重要性
もう既に分かりきってるよって人は飛ばしてもOKです。
サムネイル画像は動画において最も重要だと言っても過言ではありません。一番視聴者の目に入るものだからです。
またポテチの話に戻りますが、
「イメージ写真がなく、ただ"ポテトチップス"と書いてある」のと、
「名前が『ポテトチップス のり塩味』でポテチが美味しそうに描かれているサムネ」だと
どう見ても後者のほうが「一目」で伝わります。美味しそうなものや面白そうなものを入れて、その動画の趣旨を「一瞬」で伝わることが重要です。
サムネイルも同じで、ほとんどの人はまずイメージ(画像・フレーズ)を見て見るか見ないかを瞬時に判断します。次にタイトルです。
つまり、YouTube側がタイトルを解析していて、視聴者側がサムネイル画像を見ていると考えればいいですね。
ここは苦心する所です。サムネイルの中に短いフレーズ・簡潔で面白い画像を使って表現しなければならないので、どうしたら動画の内容を伝わるようになるかを考えなければなりません。
また、自分のチャンネル登録の上の「チャンネルアート」も、このチャンネルはどんなものなのかを伝える基本的なツール(武器)にもなるといえます。
つい最近知ったのですが、Canvaというデザイン制作ツールを使ってこれらを表現するのもありです。というか、苦手な人は使ったほうが良いです。直感的に、すぐに作ることができます(詳しくは以下から)。
5. 流行に乗る
流行に乗るというのは、一番手っ取り早い方法だと思います。しかし、意外に難しいものです。
流行に乗るにはいくつか方法があります。
ニュースにも敏感になれば、比較的かんたんに流行がつかめると思います。加えて、SNSを使って情報収集をすると、応用が効くかもしれません。
例えば、人気のコーヒーメーカーがあれば、それを通販から買ってレビューしてみるとか。
ただし、SNSの流行は比較的冷めるのが早いので、動画にするほどのものかを考える必要も出てきます。
また、他のYouTuberの動画からもヒントを得られるかもしれません。どんなゲーム実況が流行りだしたのか、どういったトレンドが生まれてきているのか。
YouTubeの「探索」から「急上昇/ゲームなどのカテゴリ」を選ぶと、比較的今の流行がわかります。
そして、そのジャンルに対する需要が高くて、まだ未開拓の(誰も投稿していない)場所があるなら、チャンスです。
大きなジャンルの需要を見て→小さな未開拓のテーマ を探してみましょう。
ジャンル/マイクラの音ブロック(ブロックを使って演奏するやつ)
動画の例/他の実況者と被らない音楽にする
ジャンル/スマホのレビュー動画
動画の例/まだ比較されていない端末とも比較してみる
6. パクる(アレンジする)
ここでいう「パクる」というのは、他の動画をそっくり真似することではありません。
他のYouTuberの良いところを真似することを指します。
イラストを使っていたり、分かりやすい動画の入りだったり、気にしながら動画を見ていればたくさんのことが分かってくるはずです。また、自分を見直すことにも繋がりますね。
YouTuberに限らず、テレビ番組からも、アイデアを得ることができます。
そういえば、テレビって見やすくて分かりやすいですよね。
例えば、編集するときの文字のテロップ(強調の仕方)であったり、話すときに相手にどう伝えるかであったり、いろいろ参考になります。
普段からメモを用意し、気にしながら見てみるのも良いでしょう。
7. 投稿ペースを早くする、継続する
見られていない人のほとんどの問題は……投稿ペースが遅いということです。
(一定の需要がある動画を)毎日投稿すれば、どんどん比例して増えていきます。問題は初期の段階でモチベーションを維持できるか……。これは勝手な予測ですが、8割以上の方が始めてから数ヶ月で辞めてしまいます。
なぜなら、再生回数が伸びない、自分の動画を見返すと案外つまらない(と思い込んでしまう)、思った以上にチャンネル登録者が増えない……などが原因でしょう。ただ、YouTubeは継続し続けて1年経ってから急に評価されることもあります。
継続することは重要です。「楽しむこと」の2番目に重要です。
たとえ伸びなくても、挫けそうになっても、続けなければ意味がありません。
始めてから数回の投稿で決めつけるのは良くないです。それは、最初からなにもしないのと同じです。
誰しも、かんたんに今の立場や登録者がいる訳ではないです。それを踏まえて、悩む前に、どんどん投稿しましょう。
8. アナリティクスを参考にする
YouTubeには、標準でアナリティクスがあります。
アナリティクスとは、分析のことです。
例えば、こんなことが分かります。
・視聴回数
・視聴分数
・再生された場所
・再生した端末
この分析機能を使えば、比較的かんたんに改善ができます。
「この動画はなぜ再生されないのか」「逆になぜこんなに再生されたのか」を比較することもかんたんです。
やり方はいたって単純。
Web/右上の自分のアイコンをクリック→クリエイターツール→YouTube Studioを選択(場合によってはクリエイターツール)→左のアナリティクスをクリック(グラフのようなアイコン)
スマホ/「YouTube Studio(または"YouTube クリエイターツール")」と調べてインストール
このツールはいつどんなときでも使えるので便利(おすすめ)です。
最後に/どうしても伸びなやむ……そんなときは
ここの要点を覚えておき、自身のチャンネルの動画に当てはまっているかを、よくじっくり考えて見ましょう。
・一番に重要なのは「楽しむこと」
・二番に重要なのは「継続すること」
・キャッチーなキーワードとアイキャッチを作る
・内容の濃さ(需要があるか)とペースの両立をする
・SNSを活用する(トレンドを探す/告知をする)
・他YouTuberの良いところを探す
・アナリティクスで分析をして、見直す
超大作で、超自信があった動画が伸びなかったときのショックは、すごいものです。
そういうときは、上に書いたこと、特に「サムネイル」とタイトルや概要欄の「キーワード」が適切かどうか、確認してみてください。
TwitterやInstagram上で告知をするというのもありです。
たくさんの似たような人とつながって互いに励ましあうというのも、モチベーションUPにつながります。それ以上に、同士が集まることでSNS上から見に来てくれる人も増えます。なので、SNS告知はおすすめです。
ここまで見ていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
Twitterはじめました~。ゆるーくツイートしてます。
おっと、危ない……忘れるところでした。YouTubeの方も一応やっているので、よろしくおねがいします!
ブログもあります↓ https://matcha14.com
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