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THE AMBIENCE OF SPORTS

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カメラマンとして残したいのは「カッコいい瞬間」です。僕がみつけたカッコいいを御覧ください^^
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#スポーツカメラマン

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.169

舞い上がる砂の粒を凝視していると変な感覚に陥るのは僕だけでしょうか? 2012年@熊谷スポーツ文化公園陸上競技場/東日本実業団陸上選手権 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.168

10年くらいの夏にハワイで仕事があって、撮影の合間にビーチに立ち寄ることにした。 ハワイと言えばサーファーの聖地。日本では見られないような大きな波とサーファーという絵を密かに期待していた。 しかし、この日の波は小さくビーチにいたのはボディボードを楽しむ人がポツリポツリだった。 あとで知ったことだけど、波が大きくなるのは冬でサーフスポットもしっかり選ばなければ、僕が期待したような絵は撮れないということだった。 冬のハワイでのお仕事お待ちしとりますッ ▽△▽△▽△▽△▽

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.167

代々木第一体育館の吊り天井が好きすぎるとこうなるという一枚。 2012年@代々木第一体育館/NHK杯 ※この写真は縦位置なのでInstagramもぜひ^^ ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.166

人と馬を撮るとき悩ましいのは、どちらを主役として捉えるべきか。撮り手や状況によって変わるから明確な正解はないと思う。 僕は馬を主役にすることが多いけれど、どちらにもピントを合わせた写真を撮ってみたかった。 障害馬術を撮るのはこれが2回目。ライダーによって乗り方は様々たけれど、障害を飛び越える瞬間をイン側から狙うといい感じになることに気がついた。 美しい馬体と次の障害を見据えるライダーの眼差し。ハマったときの素直な表現に勝るものはないと思う。 2011年@馬事公苑/全日

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.165

十人十色。人にはそれぞれ個性があって思考や嗜好が異なる。 写真が数多くある自己表現のひとつである以上、その好みも人それぞれで、年齢を重ねることで嗜好が変わるように、その好みも変化していく。 若いときは濃い味付けが好きだったのに、最近は優しい味付けが美味しく感じるんだよね的な。 ちょうど写真を始めて10年目くらいに撮ったこの写真は競技開始前の練習中に何気なく撮った一枚で、僕はそういうときその場で写真を削除してしまうことがある。 でもこのときはなんとなく削除できなくて、外

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.164

体操競技は会場や大会ごとに器具のレイアウトが違うから、狙える写真が変わってくる。そして、狙いやすいポジションには人が集まるから、今風に言えば「密」になりやすい。 このときはたぶんテレビ中継用だと思うけれど、メインスタンドに大型のLEDライトが設置されていた。 順光で撮るなら助かるけれど、バックスタンド側で行われる競技だとモロに写り込んでしまう。現場で他の人のストロボに同調してしまうもらいストロボならぬ、もらいライト。ゴチです! 2012年@代々木第一体育館/NHK杯

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.163

昔の写真のexifを眺めていたら、1/8000の写真がみつかった。 もともと極端な性格でどうせやるならとことん振り切った志向で、写真を始めたばかりの頃は超高速シャッターに凝っていた時期があった。 最近は1/500を基本により遅いシャッタースピードで写真を作っているから、ちょうど10年前に撮ったこの写真を逆に新鮮に感じた。 ちなみにexif(エグジフ/イグジフ)とは「エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット」という舌を噛みそうな言葉の略称で、カメラのモデルや

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.162

日本で男子テニスのトッププロを観られる機会は少ない。楽天オープンは貴重な大会だ。 毎年10月上旬に行われて秋晴れに恵まれると光と影が楽しめる。僕の記憶が正しければ、この年は前日まで天気はあまり良くなくて、有明コロシアムの開閉式の屋根は閉まっていた。 残念、、と思っていたら試合が始まる少し前に天井が開いて、そこには抜けるような青空が広がっていた。 一気にテンションが上ったのも束の間。15時に試合が始まるとものすごい勢いで影がコートを侵食し始めた。 いい感じの斜光で撮れそ

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.161

一流のスタジオカメラマンは「光が見える」という。彼らはどこからどんな光を当てると、どんな仕上がりになるのか、シャッターをきらなくても想像がつくらしい。 スポーツの現場は環境光だけを頼りに撮影するのが面白くて、屋外なら四季折々の光を楽しめる。 僕は秋から冬にかけた乾いた空気を通したキレイな光線が大好物だし、新緑や色彩豊かな草花を照らす春の光も大好きだ。 この日はカヌーの撮影で見事な曇り空だった。これで斜光があれば完璧なんだけどな、、という写真がいっぱい撮れていた。 ちょ

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.160

ふと空を見上げるとそこには燃えるような夕焼けが広がっていることがある。そんなとき僕はスマフォでカシャして満足するのだけれど、スポーツを生業にしている人間しては、選手と絡めて撮りたいのが本音だ。 しかし、現場で圧倒的な空に出会う機会はそんなに多くない。仮にそんな空になったとしても大きな屋根が付いていたり、選手たちが出てくる頃には暮れてしまったり、そもそも今日は屋内だし! なんてことがほとんどだ。 だから、僕は大気が不安定な季節になると朝晩の天気予報を欠かさずチェックして、こ

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.159

ピストを照らす照明以外が落とされて背景が黒く処理されているフェンシングを撮るとき、つい撮りたくなるのがスローシャッターだ。 これまで何度か挑戦したけれど「コレだ!」という作品は撮れていなくて、いつも難しい宿題を与えられた子供のような心境で撮影に臨んでいる。 2010年@広州/アジア競技大会 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.158

幅10cm、長さ5m、高さ1.25mの平均台を舞台にするこの種目で、足場となる僅かなスペースを見据える瞳は独特の緊張感を帯びている。 2010年@広州/アジア競技大会 ※こちらの写真は縦位置なのでinstagramもチェック^^ ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.157

フィギュアスケートのペアはアクロバティックな要素が多くて、そのうちのひとつがスロージャンプだ。 「slow」ではなくて「throw」。 ソロジャンプとはことなり、女子がジャンプに踏み切るタイミングで男子が補助をする大技。 種目を問わず、ジャンプはフィギュアスケートの見どころのひとつだけれど、写真にするのが難しくて、常にどうにか絵にできないかと考えさせられる要素だ。 2011年@メガスポルト/世界選手権 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 

スポー

THE AMBIENCE OF SPORTS vol.156

初めて卓球の世界大会を撮影したのは2012年のことだった。 香川真司を中心にヨーロッパを転々としようと画策しているときに、ドルトムントで世界選手権があることを知ってスケジュールに組み込むことにした。 選手たちがそうであるように、フォトグラファーにとっても世界大会は新たな発見の連続で、国内では見たこともないスタイルやフォームに世界の広さを知った。 2012年@ドルトムント/世界選手権 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽ 

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