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シンギュラリティソサエティ対談イベント&オフミーティングに参加してきた

長らく時間が空きました。
ご無沙汰しておりました。齋藤です。
期末という事もあり大変忙しくなかなか時間が取れず、申し訳ありません。
さて、先日2019/3/29に開催された私が参加しているオンラインサロン:シンギュラリティソサエティ(以下、SS)の対談イベント&オフミーティングに参加してきました。

今回はSSの主催者である中島聡さんと、小説家である片山恭一さんとの対談でした。
片山さんの代表作と言えばやはり「世界の中心で愛を叫ぶ」かと思う。
私も原作を買ったし、映画も見た。
これまでの対談は技術面やビジネス面での先駆者の様な方ばかりだったが、小説家の方という事でまた物の捉え方が違ってとても面白かった。

〇シンギュラリティとAI

シンギュラリティに向けて進むにつれてAIが進歩していく。
AIの得意な事は膨大なデータを分析して、最適値を見つけていく事だが、
片山さんはそれを「集約されていく」、と表現されていた。
人それぞれの感じ方や思想や感情色々とあり、言葉の意味のふり幅が大きかった事が、0と1に、善と悪、明と暗と2極化していくのではないかと。

私が思うに日本人は特にこの中間部分、あえて明確にしない表現が好きだと思う。この余白部分を人が思い思いに埋める事で相手を思いやる事で美徳している様に思う。
映画等の映像化の手法がありながらそれでも、小説という文章媒体を読んで情景を想像しながら読み進めるという文化が今でもしっかり残るのはそういった思いやる心があるからかと感じた。
また、AIの進歩が進むにつれてそういった余白部分が無くなってしまうのだとしたら、それが良い事なのかはわからなかった。
もちろん、技術的にもビジネス的にも取り入れた方が良い部分はもちろんあると思うので、適用する範囲によるのだろうけど。

〇社会側の受け入れ問題

対談で出てきた中には現在の社会で受入れる準備が出来ていない部分もある事があげられていた。
病気発生率をAIで判別されるようになった場合に、例えば「30%の確率であなたはガンになります」と言われた時にあなたは治療をするか?という話。

治療をした場合は辛い治療を受けるけれども長く生きられるかもしれない。
それとも、知らなければ死ぬまで元気に自分の好きな事をやって過ごした上で死ぬ事が出来るかもしれない。
この辺りは人それぞれの持つ価値観によって考え方も変わってくると思うが、少なくとも病院側としての対応は決める必要がある。
まだまだ検討しなければいけない項目が山ほどありそうだ。

片山さんはご自身の公式サイトでも色々と発信されているので、ご興味があれば見て頂くのが良いかと思う。

その他、オフミーティングという事でメンバの方の発表も。
皆さん色々と実行していてすごい。

メンバ発表:諏訪湖カヤックプロジェクト

小津さんが参加されている地元への地域活性化プロジェクト。
小津さんは更に民泊も始められる予定との事。
どんどん行動していて刺激頂いています。

カヤックによらず諏訪を盛り上げる方法を模索されているので、何かあれば是非ご協力してあげて頂きたい。

メンバ発表:atorsy(「やるかもしれない」その可能性で「やってみたい」を実現する)

齋藤さんの参画されている、やりたい事にスポンサー等を付けて、後押ししていくサービス。
とても良いと思いました。
検索すると、Twitterアカウントを見つけたので、乗せておきます。
今後のサービス展開が楽しみです。

メンバ発表:Scuna: 「飲まないといけないのは分かっているんだけど…」を解決する服薬管理アプリ、ファーストリリースお披露目!

一人でこつこつと開発を続け、アプリリリースまで漕ぎつけた開発者である西宮さん。
少し会話させて頂きましたが、昼職もやりながらここまで進められるのは素晴らしい。
尊敬しました。


今日はこの辺で。

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