見出し画像

【穴党必見】素人競馬のつぶやき~皐月賞(G1)予習②~

  おはようございます、つとむです。
さてクラシック第2弾皐月賞(G1)中山芝2000mで行われます。牝馬の桜花賞もそうでしたが皐月賞もメンバーが揃った1戦になりそうです。各トライアル上位組が揃って出走を表明、さらに重賞の上位組もほぼほぼ出走に漕ぎつけていますね。この時期だと怪我で出走が叶わない馬が多く出る年もありますがここまで順調に来ている馬が多いという事でしょう。

そいうことで今回もレースレベルの分析をまずはしていこうかと思います。予習①でも一覧で出していたものですがもう一度。

ホープフルS レガレイラ、シンエンペラー
朝日杯FS ジャンタルマンタル、エコロヴァルツ
京成杯 ダノンデサイル アーバンシック
きさらぎ賞 ピサンチンドリーム、ウオーターリヒト
共同通信杯 ジャスティンミラノ、ジャンタルマンタル
弥生賞 コスモキュランダ、シンエンペラー、シリウスコルト
スプリングS アレグロブリランテ、ルカランフィースト
若葉S ミスタージーティー、ホウオウプロサンゲ
毎日杯 メイショウタバル
すみれS サンライズアース

スプリングSの勝ち馬シックスペンスが回避しているのは残念ですがほぼほぼ世代のトップクラスが揃っているかと思います。10レースありますので5レースずつ2日に分けて検証していこうかと思います。

まずはトライアルレースの弥生賞、スプリングS、若葉Sからと、毎日杯、そしてすみれSあたりから行こうかと思います。

◇弥生賞(G2)レースレベルの検証



1着 コスモキュランダ(6人気)
2着 シンエンペラー(3人気)
3着 シリウスコルト(9人気)

という波乱決着でしたね。1人気トロヴァトーレ6着、2人気ダノンエアズロックが7着。3連単30万馬券が飛び出す波乱決着の前哨戦でした。さてこのレースをラップから分析していこうかと思います。 

12.5 - 10.7 - 12.0 - 12.8 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 12.0 1.59.8
前半1000m60.4-後半59.4 後傾1.0 

スローの展開でした。逃げたシリウスコストが3着に粘る展開の結果。前に行っていたシンエンペラーが2着、向こう正面残り800mでスパートしたコスモが直線押切り快勝したレースでした。それもラスト3F地点600mで先頭の馬を追い越さずピタッとマークする形の位置で止まれた頭の良い馬かなと思います。騎手の指示通りに動ける馬でしたね。賢い。それが最後の粘りにつながったかなと思います。恐らく12.1を記録したラスト4F目の800m~600M。コスモは11秒台で駆け抜けていたかな。となると11秒台を3連発からラスト12.0でまとめていたという事になりますね。これがどういう意味を持っているかということろかなと思います。さて、この時期の古馬のレースはというと、

4歳1勝クラス
12.2 - 10.9 - 11.5 - 12.6 - 13.0 - 12.0 - 12.2 - 11.9 - 11.7 - 12.3 2.00.3
60.2-60.1 ミドルペース

ミモザ賞(3歳1勝)
12.6 - 11.5 - 11.8 - 12.4 - 12.1 - 12.0 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 11.7 2.00.4
60.4-60.0 ミドルペース

美浦S(4歳3勝)
12.4 - 10.8 - 11.6 - 12.1 - 12.5 - 11.9 - 11.6 - 12.2 - 11.8 - 11.8 1.58.7
59.4-59.3 ミドルレース

こう見ていくと弥生賞はそこまでレベル的に高くはないかなと思います。3勝クラスより1秒程度遅いラップ。美浦SはA→Bコース替わりの最初の週でしたからタイムは出ていましたね。4歳1勝クラスとはそんなに変わらないラップ。スローで流れた弥生賞を考えるとレベル的には低いレースだったかなと思います。4歳1勝クラス、3歳1勝クラスと同等かそれ以下のレースレベル。前が流れなかったレース展開から唯一動けたコスモ。この中では能力ありそうで有力かなと思います。シンエンペラーは余裕残しだったに違いないと思うので、本番は違うレースになるかと思います。

◇スプリングS(G2)レースレベル検証


2着 アレグロブリランテ(9人気)
3着 ルカランフィースト(4人気)

勝ったのはシックスペンス。圧勝でした。2着と3.1/2差。それも鞭を使うことなく軽く追い出すだけ。スプリングSはシックスペンスが皐月賞に出ていればと思われるレースだったのかなと思います。レースラップから見ていくと。

12.7 - 12.2 - 12.6 - 12.7 - 12.9 - 12.6 - 12.0 - 10.9 - 10.8 1.49.4
50.2-46.0 後傾3.0

逃げたアレグロブリランテが2着に粘り込むレースでした。ラスト2F10.9-10.8はシックスペンスのラップ。加速していましたが2,3着の馬はラスト11秒後半は掛かっていたと思っています。まぁ結果は当然というような展開でしたね。そこを好位から差し切ったシックスペンは抜けていた馬でした。ルカランフィーストも4番手からの3着。粘った2頭は厳しい現実が待っているかもしれません。古馬のラップからも

4歳3勝クラス
12.3 - 11.7 - 12.0 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.5 - 11.3 1.47.6
48.0-47.1 後傾0.9

フラワーC
12.5 - 11.5 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 12.0 1.48.0
48.2-48.0 後傾0.2

古馬3勝クラス、3歳牝馬の重賞と比較するとだいぶレベル的に引くと言わざるおえないレースだったかなと思います。ただ回避したシックスペンスの末脚は東京で注目して見てみたいと思いますね。

◇若葉S(L)レースレベル検証

1着 ミスタージーティー(1人気)
2着 ホウオウプロサンゲ(6人気)

ホウオウプロサンゲが作り出したペース。ミスタージーティーが好位で折り合い直線でホウオウに詰め寄り差し切ったレースでした。ラスト3Fが11秒台を刻むハイレベル。それも加速ラップで差し切ったミスタージーティー。どんなレースレベルか見ていこうかと思います。

12.6 - 11.2 - 12.3 - 12.7 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.4 - 11.4 1.59.7
61.0-58.7 後傾2.3 スロー

4歳2勝クラス(稍重)
12.7 - 11.3 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 12.0 - 12.7 2.00.2
60.2-60.0 後傾0.2 ミドル

4歳1勝クラス(良)
12.9 - 11.4 - 12.8 - 12.8 - 12.5 - 12.3 - 12.0 - 11.6 - 11.8 - 11.8 2.01.9
62.4-59.5 後傾2.9 スロー

 見ていくと2勝クラス程度のレベルにはあったのかなと思います。ラスト3F加速ラップを刻み、2分を切るレースタイム。弥生賞と同等程度のレース内容かなと思います。ミスタージーティー、有力の1頭かなと見ています。好位から抜け出す競馬での勝利。心境の変化を持ち合わせる形になって、皐月賞向きのレースで完勝でしたから、本番も楽しみな1頭になりましあ。

◇毎日杯(G3)レースレベルの検証

1着 メイショウタバル(5人気)

12.6 - 11.2 - 11.4 - 12.1 - 12.3 - 12.0 - 11.6 - 10.9 - 11.9 1.46.0
47.3-46.4 後傾0.9 スロー

メイショウタバルがノーブルロジャーを完封したレース。ノーブルロジャーは先週行われたNZTの勝ち馬でしたね。その能力馬を6馬身差突き放しての勝利。

同日行われた君子蘭賞(3歳1勝クラス)
12.8 - 11.4 - 11.9 - 12.3 - 12.6 - 12.1 - 11.5 - 11.3 - 12.4 1.48.3
48.4-47.3 後傾1.1 スロー

毎日杯は重のコンディションでタイムで2.3、前後半1秒づつ早いレース展開でした。

難波S(4歳3勝クラス)
12.6 - 11.5 - 11.7 - 12.1 - 12.0 - 11.6 - 11.2 - 11.2 - 12.2 1.46.1
47.9-46.2 後傾1.7 スロー

毎日杯が重馬場で行われた結果を見るとかなりレベルが高いレースだったかなと思います。3勝クラスは良馬場で行われていました。それも3週目の馬場を考えると毎日杯のレースレベルはひときわ際立っているかなと思います。2着がノーブルロジャーでしたからね。シンザン記念(G3)、NZT(G2)の勝ち馬。ノーブルが1800mが長い、重が合わないなどあったかもしれませんが重賞2勝馬に1.0差。レベルが高い1戦だったのかなと思います。

◇すみれS(L)レースレベルの検証


1着 サンライズアース(7人気)

12.6 - 10.6 - 11.3 - 12.7 - 13.0 - 13.3 - 12.0 - 11.5 - 11.2 - 11.8 - 12.0 2.12.0
60.2-58.5 後傾1.7 スロー

比較するレースが少なくどのようなレベルのレースかと考えたとき、2着馬のジューンテイクの成績から見ていこうかと思います。昨年の朝日杯(G1)4着馬、若葉S5着馬。この馬の勝鞍の2勝が1400m1600m戦を考えるとベストの距離ではないジューンテイクと0.3差。ダートで活躍しているセラフィックコールの半弟。ヘニーヒューズからレイデオロに変わって芝向きになっている馬。短い距離で結果を残してきた馬が2着に入るレースなのでレベルは低い気がしています。途中13秒台が2回入ったラップですからね。息が入ったレースだったのかなと思います。

弥生賞、スプリングS、若葉S、毎日杯、すみれSを見ていくと

毎日杯>弥生賞>若葉S>スプリングS>すみれS

という序列かなと考えていこうかと思います。王道路線、弥生賞にもやはり注目が必要かなと思います。皐月賞と同コースですからね。毎日杯のメイショウタバル。破った相手がノーブルロジャー。本番も楽しみな逃げを期待してみたいと思います。

ということで、今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
もしこの記事が気に入っていただけたりしたら「スキ」などをいただけると、今後の励みにもなりますので、どうぞよろしくお願いたします🙇 

また、ざっくばらんにコメントなども頂けると幸いです🙇

楽しく競馬をやっていきましょう🐎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?