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京繍 職人さんインタビュー④

【京繍を次世代へ】

京都府の伝統的工芸品、京繍。伝統工芸士の安部敦子様にお話を伺いました。経済産業大臣指定伝統的工芸品 伝統工芸士・安部敦子様
インスタグラム  @atsuko.chitchi.19650113
ホームページ    http://kyo-nui.com

つたえ手 マスクも販売をされているそうですね。

👘マスク刺繍のワンポイントマスクというのを販売してまして。値段とかもね、本当に皆さんこう何て言うのでしょうか。馬鹿どりしない方針で誰が沢山儲かってということではなく今回マスクは本当に、一時困った時があってやっぱり恵まれないお子さん達の為にもと思って寄付も兼ねて始めたことで。

つたえ手 そうですか。マスクの本体自体も作られたのですか?

👘そうなんです。近所に洋服の仕立てをされてる方がおられてその方もいろんな工夫をして下さって使いやすいように肌に触れてもこう、何ていうのですか。荒れないようにとかあとは感染の予防のことも考えてガーゼと絹だけでは、やはり感染予防にはならないのでその間に不織布を入れて三層構造にしようとかあとは、ずれないように洗っても大丈夫なような縫い方をして下さったりとか本当に周りに助けていただいて今は本当に完璧なものが出来た!と思ってるのですが。

つたえ手 マスクのデザインが豊富でデザインを考案されていらっしゃるのですか?

👘はい、それが楽しみなのです。春は春のお花をデザインして夏は夏、あとはイベントですね。クリスマスはクリスマスの柄とかハロウィンだったらハロウィンの柄とかお正月とか。そういう風な感じでしております。

つたえ手 デザイン色々あって見ていて楽しいのですが、その中で、私バレリーナのデザインが可愛くって。よく幼稚園のお母さんってバッグに刺繍しますね。バレエを習ってるお子さんがすごく多くて。こういうの絶対好きよね、と思いながら拝見してました。

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こちらのインタビューは音声でもお楽しみ頂けます🎧

①お仕事を始めたきっかけ
②お祖母様の帯
③刺繍糸について 
④今もマスクを作っています🍀
⑤伝統を繋げたい
⑥伝統工芸士の役割
⑦伝統産業の可能性

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