見出し画像

秋の夜長に箏の音を

あのねさんからのご紹介により、今回ご登場いただくのは伝統音楽NFTプロジェクトCryptoWagakkiを運営する箏奏者の久さん✨

【プロフィール】久(HISASHI)
生田流箏曲の師範である母親の影響で、幼少期から箏曲をはじめとする日本の伝統音楽に親しむ。6歳でクラシックピアノを、13歳でドラムを始める。 上京後、ヴィジュアル系メタルバンドや和楽器を取り入れたミクスチャーロックバンドでドラマー/コンポーザーとして活動。並行してポップス・クラシックの音楽理論を学ぶ。 バンド解散後は個人での演奏・創作活動を軸に置き、海外プロジェクトを中心に複数のレコーディングに参加。2018年にはニューヨークブロードウェイTheatre Row(Acorn Theatre)にて箏を演奏。2022年に伝統音楽NFTプロジェクト『CryptoWagakki』をスタート。『Web3時代の伝統音楽』をテーマに、21世紀における伝統音楽の新たな形を模索している。

HISASHI(Japanese koto player/Pianist/Composer)

邦楽界は「お先真っ暗」である 


衝撃的なサブタイトルで始まる久さんのnoteを、じっくりと読んでみた。邦楽器の販売数グラフ、ご自身の体験、SNS、社会問題など様々な角度から伝統音楽に対する考察がされています。

なるほど、と思ったのがこちらの文章。

僕は自分が箏(琴)奏者であることを初対面の日本人に説明すると、けっこうな確率で「海外の人に人気が出そうですね!」と言われます。その度に僕は「そうなの!?」と逆に聞き返したくなります。僕の個人的な経験からいうと、少なくとも「日本の伝統音楽が海外の人に人気」だと感じたことは全くありません。(中略)日本文化は、ほとんどの外国人にとっては「数多あるローカル民族文化の1つ」に過ぎないのです。

【なぜ伝統音楽NFTなのか?】Part1.邦楽界の抱える問題
より

この後、鋭い考察が。読んだ瞬間思わず唸ってしまった。是非皆さまも読んでみて下さいね☆

久さんはすでに影響力を持つ立場にある、とご推察申し上げます。→YouTubeチャンネル(2つ)/Twitterなど沢山のフォロワーさん✨ 伝統工芸の産地さんを見ていてもそうですが、プロデュース力の高い発信者がおひとりいると百人力。工芸品の名前も自然と広まっていきます。久さんも邦楽界にムーブメントを起こしていくに違いないと、確信しております。

新たなる挑戦

2022年の9月よりCryptoWagakkiという伝統音楽のNFTプロジェクトを立ち上げました。

音楽NFTプレゼント企画を実施中🎁
詳しくは久さん(HISASHI)さんnoteをご覧下さい

配布するNFTは、秋の心地のよい眠りの中で見る夢をテーマに、箏独奏曲としては初めて作曲した『秋の夢』という楽曲です。

NFTを手に入れた方の目の前で実際に、この曲を演奏できることを楽しみにしています!

あのねさんから久さんのご紹介をされてはいかがですか?というお話をいただき、YouTubeを順々に拝聴していたのですが、個人的に「あっ、素敵だな✨」と思ったのがこの曲でした。秋の夜長にぴったりですね🍁🍁

いろんな方のご紹介をさせていただく度、脳内世界が広がります。今回はお箏(琴と同じだそうです)。今月私はサントリー美術館の「美をつくし」という展覧会へ行ってまいりました。展示の中に、お箏を発見✨作品はカメラ撮影不可でしたので、NDLイメージバンクから引用。

百鬼夜行絵巻
琵琶の妖怪に引っ張られる箏の妖怪


こんな本もあるようです。秋の夜長に、箏の音を聴きながら読書すると和歌詠みの大和撫子さんに近づけるかしら😌

最後に
CryptoWagakkiCommunity 様
リンクです💁‍♀️

久さんTwitter
久さん、この度はご紹介させていただきましてありがとうございました。箏は、小学校中学年の時仲良しだった女の子のお家にありました。さくらさくらを聴かせてもらった事、今でも覚えております。ご活動応援させて下さい📣

あのねさんTwitter
あのねさん、書くのがなかなか遅い私ですが、少しずつ工芸×NFT記事を書きためていきたいと思います。この度もありがとうございました♡


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?