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染め職人の町『新宿』

新宿は染め職人の町、ってご存知でしたか?
私は数年前まで知りませんでした(^◇^;)

新宿が染め職人の町と知ったのは2019年。紺屋めぐりへ出掛けたことがきっかけでした。2019年10月Instagramに私はこう記しています。

染めの高孝 様
墨流し染め

毎年秋に開催される『紺屋めぐり』
読み方は「こんや」。「紺屋」は辞書によると、染め物を業とする者。またその家。藍で布を紺色に染める者、とあります📖

つたえ手活動で新しく仲間が広がり、昨年は着物美人Akiさんと紺屋めぐりへ👘こちら人気動画で1.7万回再生(2022.12月現在)

Saori|つたえ手 on Instagram: "着物美人 @kimono.aki さん動画🎬 大先生からお褒めの言葉!さて、その出来上がりは?👘🤗 以下体験会を開催された @chiwata.kimono 様の伝統産業に対する想いです(引用リポスト) #Repost @nebachin with @make_repost ・・・ 『お江戸新宿 紺屋めぐり』 うちの工場だけではなく新宿の染を皆様に知って頂きたくこれからも頑張っていきたいと思います💡 これを機にコロナも落ち着きつつあるので少しずつ工場での体験等を計画していこうと思っています。 気になる方がいましたらご連絡ください! #紺屋めぐり #伝統産業 #伝統文化 #染め物 #江戸小紋 #伊勢型紙 #きもの好きな人と繋がりたい #着物女子会 #染めの王国新宿 沢山の方に 大都会新宿に 染色業という伝統産業が地場産業として息づいていることが届きますように🙋‍♀️#つたえ手" Saori|つたえ手 shared a post on Instagram: "着物美人 @kimono.aki さん動画 www.instagram.com

Akiさんの伊勢型紙を使った型付け体験が映えたのはもちろんのこと、江戸小紋の工程体験会を開催された千和多染工様の真っ直ぐな思いが届いたのだと、私は思っています。

以下、体験会を開催された
@chiwata.kimono 様の伝統産業に対する想いです(以下引用)

#Repost @nebachin with @make_repost
・・・ 
『お江戸新宿 紺屋めぐり』
うちの工場だけではなく新宿の染を皆様に知って頂きたくこれからも頑張っていきたいと思います💡これを機にコロナも落ち着きつつあるので少しずつ工場での体験等を計画していこうと思っています。気になる方がいましたらご連絡ください!
つたえ手Instagramより

私が心に決めていること。何の力もない私に「誠実に」接して下さる職人さん達。私は全身全霊をかけて応援する!!お買い物もします。また自分が見て感動したこと、教えて頂いたことetc.発見をシェアする。

そんなわけで、私の推しは続きます。こちらが新宿は染め職人の町ということを34秒で説明した動画です!

着物ファンの皆さま↑チャンネル登録よろしくお願いいたします❤︎ こちらのYouTubeチャンネルを教えて下さったのは、染色&金彩50年の平林先生✨

写真右:染芸工房隼人 平林隼人先生(模様師)
写真左:Akiさん
2022年11月染め職人の感謝祭にて

ご自身が手掛けられた當麻寺(奈良県)襖の金彩26面のお仕事についてお話を聞かせて下さいました。お忙しい中、ありがとうございました🙇‍♀️

平林先生、オーラがすごかった✨✨

◆まとめ
新宿は染め職人の町!

染めの王国・新宿
新宿の染の始まりは、江戸時代幕藩体制のお膝元である、お江戸神田紺屋町などに代表される地名でもあらわされるように、神田川流域の神田から隅田川周辺の浅草に染屋の集散地は広がっていたようです。
染めの王国・新宿
江戸時代に想いを馳せて
神田駅周辺を歩いてみました👟
時代は変わり明治の時代から大正時代になると、神田や浅草は繁華街に呑み込まれ行き場を失った染屋は神田川をさかのぼり、江戸川橋(現在の椿山荘の下)、早稲田戸塚周辺から高田馬場あたりにかけて、まず大規模な浴衣(注染そめ)工場の進出がありました。その後、規模の大きい東京染小紋、江戸更紗の工房が進出し、その染の関連業種が続いて進出しました。そこに一つの染の集散地が形成されると、東京手描友禅の職人さんもやってまいりました。ここ新宿・神田川流域に東京で一番大きな染の主産地が出来、全国の染の産地と披見される場所になったのです。
染めの王国・新宿


新宿は染め職人の町です

東京染小紋(江戸小紋)
江戸更紗・紅型
江戸刺繍
東京手描友禅・糊画
東京無地染(浸染)
引染
洗張
手描紋章上絵・紋糊
染色補正
湯のし

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