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これからの女性の生き方

春の気配が感じられるこの頃です。

能登半島大地震関連でお亡くなりになった方々、
そのご家族、避難生活を余儀なくされている方々に
思いを馳せる毎日ですが、

日々は、たくさんの出来事とともに
我々にも押し寄せ、押し流していきます。

最近の私の外来診療では、

長く通っていただいている方々と、
老いについて話したり、

その意味、どう受け入れるかについて
話し合うことが多くなってきました。


毎年、検診に来て、その際にお互いに近況報告。

「相変わらずです、
介護している父はますます頑固になって、

私はますます大変でストレスまみれです。
私の人生はこんなもんなのかと諦めています」

という人もいれば、

「変わりないです、おかげさまで楽しいです」

とシンプルな人もいます。


昔よく、年寄りが集まると
病気自慢ということが言われていました。

それは寿命や生活が限られているちょっと前の時代で、
年寄りとは60代ぐらいのことだったかもしれません。

でも今の60代は現役です。

つまり、仕事もしている介護もしている、
体の老いともつきあわねばならない、

でもこれからの人生はまだまだ長い。

60代は家族や社会を支える現役世代なのです。


今は年寄りとは80代、90代のことになり、
彼らは「老い」「衰え、病気」が日常になり、

社会生活が極端に狭くなっている人が多いですが、

それを支える60代の生き方は、
大きく分かれてきているなあと感じます。


だから、私の診療では、これからの時代や
これからの女性の生き方についてよく話し合います。

昔の考え方だと、
「どうせ私は」「仕方がない」
「私が我慢すれば」「もう少し様子みます」と、

現状を変えたり
より良い生活を切り拓くことに対しては消極的。

自分には変えられないと思っています。


それに対し、これからの私たちの生き方って
どうしたらいいのかなあ、と私と話し合う人は

「まずは自分が元気でいて、
家族を支えてあげなくちゃ、そのためには・・」

とちょっと視点を変えて帰っていきます。


おんなじ自分を見る見方も、時代やおかれた環境を
変えられないものとして無力さを感じながら生きるのと、

時代や環境を俯瞰してみて、どんどん移り変わっていく、

何が起こるかわからない時代だからこそ、

その中で私のできることって何?
私が生きる意味って何?

私が社会を支え時代を築いていかなければ、
皆がこの困難を生き残れないのかも?と思うのとでは、

全く違う日々になっていくのではないでしょうか。


実際、1ヶ月後、3ヶ月後、1年後と、
お会いする度に顔つきが変わり、

日々行っていることが変わっていく人が多いです。


何しろ毎日、からだの変化、
できる能力やスピードが失われていく、

生物学的には老化、機能低下、故障が増える60代です。

でも、視点を変えると、

「まだできることがあった。私が支えて上げないと、
親も、若い人たちも、共倒れになってしまうんだ」
と気づきます。

だからまず自分の健康維持、
エネルギー充電、アンチエイジングなんですね。

困った事態に際しても、自分を大事にして
自分の気分を引き上げることが先決です。


体裁ややるべきことに引きずられるのではなく、
のびのびと自分のあり方や価値観を表現しましょう。

「自分が自分でいていい。私自身が、
世界にとって大事な、必要な存在なんだ」

ということに気づきましょう。


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