別居婚日記 ――DAY1

12日の夜から夫・北くんとの別居生活がはじまった。今回は10日間ほど離れて過ごすことになる。

知らない人のために補足しておくと、わたしたち夫婦は「二人の家」を持っておらず、家なし生活をしている北くんがわたしの家に通ってくる通い婚のようなスタイルを取っている。
その中で、一緒に住んでいる時期を同棲期間、離れて暮らしている時期を別居期間と呼んでいて、12日から別居期間に突入したというわけだ。

ここ二ヶ月ほどはほとんど一緒に住んでいたから、10日も離れるのは久しぶり。せっかくだから、やったことや考えたことの記録を簡単に付けてみようと思う。

整える

初日――つまり、昨日は家の中を整えることからはじまった。最近は別居期間の恒例の儀式になりつつある。なぜか同棲期間中は部屋の片づけや掃除がはかどらないので、ひとりになった時に気になっていた部分を一気に整えるのだ。

別居中にやりたいこと

部屋がある程度整ってきたら、次に、別居期間中にやりたいことを整理してみた。

・家の中を徹底的にきれいにする
・別居婚日記を書く
・北くんと一緒にやりたい遊びを書き出す
・頭の中やSNSに発信した内容の中から記録しておきたいことをnoteにまとめる
・ひとり旅(青春18きっぷで滋賀か岡山あたりを日帰りで)
・開催場所などについては棚に上げてやりたいイベントのアイディア出し
・余白やアートについて自分なりの考えを深める
・断捨離(特に衣類。同時に今の自分に馴染むものを手に入れる)
・奈良の歴史について知る


ざっと出てきたのがこんな感じ。

同棲生活をアップデートするためのふり返り

しばらくひとりで過ごしていると、二人で過ごしていた時の自分との「差」がはっきりと見えてくる。
たとえば、『ひとりになると外に出る機会が大幅に減る』とか『ふたりでいる時は、気になった時にさっと部屋を整えようとする力が弱くなる』とか。
冷静に直近の同棲生活をふり返りながら、ふたりの空間から自分がどんな影響を受けているのかを分析して、次の同棲生活をどうアップデートさせるかを考えてみた。

今回の主なアップデート候補は下のふたつ。

・なるべく家の中が整った状態を保つ(一緒に小まめに片づけ&掃除)
・二人でいることを生かした遊びを作る

これまでは同棲期間が長いということもあって、一緒にいても向こうから誘われない限りひとり遊びをしていることが多かったんだけど、彼のnote(すぐ下にリンクあり)を読んでもっと一緒に遊びたくなったから、次回はがっつり一緒に遊んでみたいなって思ってる。もちろん、相手のタイミングもあるけど。

家を整えることに関しては、乱れた空間に長くいると無気力になってしまうから、それを防ぐために。これがけっこうなストレスになっていたことに気づいた。
特に、彼の部屋に布団を敷きっぱなしなのがよくない。どうしてもだらだらとした雰囲気に引っ張られてしまう。日中その部屋を使えないことでわたしの部屋に画材類が散らかって、容易に片づけられない状態になるのもつらい。
これについては理由があって敷きっぱなしにしていることが多かったんだけど、一番集中できる場が家であるわたしにとって致命的になっているので、早急に改善したい。

さいごに

初日はこんな感じで過ごしていました。毎回思うけど、ずっと一緒にいるとどうしても惰性的になってくるから、たまに離れることで冷静に普段の過ごし方や関係性について考える時間って貴重。
別居期間がない時は毎月15日に自然の中とか心地のいい場所でふり返り会をすることにしてるんだけどね。

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