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してもらったことに気づくとき
人はいつ成長したって言うんだろうね。
大好きな友達はひとつ、私に教えてくれた。
出来ない人を見るとムズムズしてしまう友達。
すみません、すみませんが口癖の人にムズムズしている。
反省しているのかもしれないけど、反省しているように見えないらしい。
彼女だってできないときがある。
それでできる人から「もういいよ、私がやるから」って言われたりする。
悲しい気持ちになったりもする。
どっちの気持ちも分かるんだっていうから大変。
できないときにされたことを思い出して「あの人嫌」って人がいる。
その人と同じことをしてしまうって言っていた。
ねえ、あなたもできない人のことを思って心配しているんでしょう。
悪い気なんてないんでしょう。
だれかが少しずつ嫌な気持ちになっている。
苦しい、苦しいって二人で言いながら歩いた。
ああ、苦しい。
苦しいね。
できない人はいつできるようになるのだろう。
成長したって言えるのはいつなのだろう。
友達は「してもらったことに気づくとき」って言った。
できる人にしてもらったことに気づくのは、できるようになる前の段階。
もうすぐ、できるようになるかもしれない状態だ。
してもらったことに気づくとき、二つのことが分かるから。
「自分ができていないこと」「どうしたらできるかということ」
してもらったことに気づくとき。
人はもう成長している。
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