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私の使うカメラとレンズ(プロとしてのお仕事用)

こんにちは。エナドリとコーヒーが大好きなカフェイン中毒フォトグラファーの吊るし柿です。

でも、エナドリ飲んだ後に寝てしまいます(カフェインとは)

さてさて、カメラマンとして活動していくのにどんな機材を持っているのか?ということで、今現在の私の撮影機材を紹介したいと思います。

注意点なのですが、私は出張系の商業カメラマンで、企業様ホームページ用や宣材写真、イベント撮影が主体となります。

カメラマンって色々撮れる。かというと違います。カメラマンには得意分野があるので、実はスタジオ系広告カメラマン。イベントカメラマン、ファミリーキッズカメラマン、赤ちゃん&ニューボーンカメラマン、学校カメラマン、フードカメラマン、スポーツカメラマン、報道カメラマン、などなど

写真専門のカメラマンでも分かれており、何より撮り方や頭の使い方が全然違う。ということもあって、一概にカメラマンとは?と聞かれると難しいのです。

なので、私の場合はイベント撮影、出張撮影の持ち物だと思っていただけると幸いです。

※小物や照明、三脚や動画用機材はまた別でご紹介します。



使用カメラ

・Canon EOS R7

用途:イベント撮影、モータースポーツ、学校撮影

おそらく一番使い倒しているカメラ。というよりも新品で買って1年半でシャッターが壊れるほど酷使致しました泣(でも、1年で11万ショットいってたから切りすぎだけど笑)

APS-Cのカメラですが、ダブルスロットと仕事で使う耐久性はあるので、1.6倍のメリット活かして撮影してます。

そして、写真だけではなく、動画はほぼこのカメラを使っています。

胴体能力は高く、持ってる他のカメラよりも仕事がしやすいです。


・Canon EOS R6

用途:広告撮影、企業撮影、イベント撮影、物撮り

仕事としてスタジオと人を取る時、イベントのサブはこちらを使っています。

持ってるカメラの中では高感度に強く、暗い場所でも活躍すること、大抵の場合の撮影には必要十分な画素数と機能があるので重宝してます。

イベントではこちらに標準ズームか、広角ズーム、準広角単焦点をつけてます。

2020年発売の比較的新しいカメラで去年の年末までは新品が手に入ったのですが、今はmark2が出たことにより生産完了です。


・Canon EOS R

用途:サブ機

以前はメインとして使っていたのですが、R6を入れてからはサブとなります。
最大の特徴としては1.6倍クロップをしても1200万画素で使えること。3000万画素なのでR6よりも大きい画像が必要な場合は使います。

そして、室内など暗い場所での撮影ではR7は弱いので、R6とRの2台体制で撮影に挑むことが多いです。


使用レンズ

・Canon EF 24-105mm F4 L IS Ⅱ USM

用途:ほぼ全般。

一番使う機会の多いレンズで、大体仕事の時は持ち歩いています。

取材やイベントなんかももちろんですが、学校撮影や動画撮影でも使いやすいです。
あれ?f2.8通しのレンズじゃないの?と思われたかもしれませんが、絞って撮影することが多い。ボカしが少なめが好みなのでこちらの方が使いやすいから。というのはあります。

ちなみに多少は寄れるので物撮りもしやすいです。


・Canon EF 16-35mm F4 L IS USM

用途:集合写真、スナップ、建物、風景

こちらも使う頻度の多いレンズ。動画はこれを使うことが多いです。
狭めの会場で撮影する場合。ダイナミックに表現したい時などに重宝します。
建築写真や外観写真をこのレンズで撮る出番が多いです。


・Canon EF 70-200mm F2.8 L IS Ⅱ USM

用途:イベント、スポーツ、モータースポーツ、ポートレート

個人的に写りの良い神レンズ。
コントラストのノリもよく、使い勝手の高さからポートレートから動き回るイベント撮影、流し撮りなどで使います。
明るさの足りない室内の講演会では非常に重宝しております。
先ほどのF4通しのズームレンズと同じ77mmのフィルター径であり、同じ可変NDフィルターで運用したり、カバンの整理もしやすいです。
f2.8から使えるのも魅力的ですが、f32まで絞ることができ、流し撮りでAFの性能は下げたくない。けど明るさが大きい。という時にも一般的なレンズはf22までだということを考えると非常にありがたいです。


・Canon EF 100mm F2.8 L IS USM MACRO

用途:物撮り、料理、ポートレート

物撮りや料理ではこのレンズを使います。ポートレートでも使いやすい!
物撮りはわかると思いますがなぜポートレート?と思うかもしれませんが、先ほどのズームレンズは絞って使うことで威力を発揮するレンズです。そして単焦点レンズで明るいレンズはボケの仕方がこのマクロレンズと違う点があります。
元々接写用なので非常にシャープなのと、レンズフードが非常に深い構造のため、逆光にも強い。という側面があります。
また、強力な手ぶれ補正がこのレンズには入っているため、先ほどのズームレンズと比べて、動画でも使用しやすいのが特徴です。


・Canon EF 85mm F1.8 USM

用途:イベント、ポートレート

1992年に発売され、2024年春まで生産されたロングセラーレンズ。
ポートレートでももちろん使いますが、メインはイベント撮影。
70-200mm f2.8よりも軽く、かつAFが爆速だということ。それでいて絞り開放から十分なシャープネスなので、暗い撮影でもガンガン攻めていけます。
LレンズやSIGMA Artに移行しようかとも思ったのですが、十分仕事で使えるので今でも使用するレンズです。


・Canon EF 24mm F1.4 L Ⅱ USM

用途:イベント、R7装着(35mm換算38mm)、風景、夜景、ポートレート

今持ってる明るいレンズの中で広角レンズがこちら。
F1.4と明るいため、夜撮影や星空、夜景で重宝します。
そしてR7につけてジンバルでの動画で使用したりと利便性にも有利で、77mmのフィルター径も有していることから、セッティングやフィルターの流用がしやすい頼もしいレンズです。


・SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 GD OS HSM Sport

用途:スポーツ、モータースポーツ、イベント

モータスポーツで一番使っています。そして運動会などのイベントや野生動物、超望遠を活かしたイベント撮影などに使用します。

なんといってもその汎用性と耐久性。
標準画角で撮ることもできるので、必要であればなんでも対応できる10倍ズームなのに画質は高いです。これがモータースポーツで1つのコーナーで複数台撮るのに扱いやすい。
おそらくは一番ぶん回して撮っているレンズです。2.7kgと重めですが、それもちょうどいいです。


・SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

用途:ポートレート、イベント、物撮り、室内イメージ

こちらも使用頻度の高いレンズ。
絞り開放にしてもシャープであることから、ポートレート以外に室内撮影のイメージ撮りや引いて撮る物撮りで使用します。
今持っているレンズの中でも開放でかなりシャープなので夜の撮影にもかなり強いというメリットがこのレンズにはあります。重たいレンズですが77mmフィルター径なのも嬉しいポイント。


・SIGMA 12-24mm F4 DG HSM Art

用途:建築写真、風景写真、内観写真

超広角用途で使用するレンズがこちら。16mmでは収まらない高い建築物、狭い店舗室内、部屋を広く見せたい場合、風景を広く撮りたい場合に使用しています。
歪みの無さも使いやすいメリットです。どちらかと言えば特殊用途となります。


・TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012

用途:イベント、スナップ、ポートレート、取材

中古で買ってから一番酷使した自信があるレンズです笑
このクラスで手ぶれ補正がついているのと、寄れることが特徴のレンズ。そのためスナップやイベント撮影ではこのレンズをつけっぱなしにしてたりします。ズームレンズよりも機動力が高いのが特徴。

4年間仕事でもプライベートでも使いまくったこともあり、電子接点の不良が開きやすくなったため、修理か買い替えを検討しております。でも元はとった笑



以上、いちカメラマンのカメラとレンズを紹介いたしました。
撮影する内容や場所によって持っていくレンズを変えて使用しております。
また、どこかでカメラとレンズ以外の機材(ストロボや小物)を紹介できたらと思います。

あと、趣味のレンズはまた違います。それもまた。

それではいいカメラライフを。

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