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ご縁と津軽三味線③

①、②で終わるつもりが、『ご縁』があって③に延長です(笑
過去のお話をまだお読みでない方は是非①、②もご覧いただけるとなんとなく今日のぼやっとした内容がわかるかと思います。

5月2日(火)から青森に来ています。もちろん、完成した三つ折りケースカバーを背負って!あれほど場所をくっていたケースもこれほどコンパクトになるといやはや旅がかなり楽になります。頑張ってよかった!!

2月の青森旅も比較的天気に恵まれてはいたものの、一度だけ猛吹雪を味わいまして、いよいよ晴れ男は返上かなぁと思っておりました。まぁあの時は望んで吹雪を体験しに行ったのである意味『天候を操る男』にビルドアップしたのかも知れません。昨日、今日と清々しいほどの快晴に恵まれました。よかった!

実は過去のご縁も、今回の青森旅を迎えるため、必然だったと言っていいのではないでしょうか。このご縁がなかったら、今日の空ほど清々しい気持ちには慣れなかったかもしれません。

昨年の9月(ん、10月かな??)、師匠に『大会に出てみたい』と話し、『まだ早い!』と叱られてから7か月しか経っておりません。人前で演奏するチャンスがないこと、自分がエントリーするクラスがどんな方々が出られているか、自分の独奏がないこと、自分の実力の無さも含め、『それでもやっぱり出てみたいのです!!』と、色々とプレゼンを重ねた結果、『もう、出ちゃいなよ!』と根負けしてくださったのが2月の青森旅でのお話でした。(この話には触れませんでしたが)

大きな舞台にたつ訳ですから、何かしら願掛けが必要だなと私なりに考えて、師匠の三味線ケースを修繕したのでした。おかげで見事に復活して今日もこのケースで旅をしています。が、それはそれでちょっとした問題がありまして、こちらは次週お話ししたいと思います(笑

背負えるようにリュックタイプに!
チャックは難しいので上部だけ。

4月の中頃から、人前で演奏する際に震えが止まらなくなりまして。心臓がバクバクしているわけでもなく、冷静に周りが見えているにも関わらず、手足の震えがおさまらなくなり、演奏ができない状態に。

これはまずいと思い、地元で仲良くしていただいている知人友人に声をかけて『予行練習』をさせてもらうことに。独奏を人前で、しかも師匠がいない場所で弾くのは初めてのこと。何度も何度も何度も繰り返し演奏させてもらい、震えの原因を確認してみたり、曲の感想を聞いてみたり、大会を想定して2分半を計測してもらったり、拍手をいただいたり。

まだまだ家と外ではクオリティに差が。

『演奏を見てほしい』とお願いして、のべ10名以上の方々に『独奏』を見て聴いていただきました。本当にありがとうございます。過去、色々と地域活動をして繋がった仲間もまた、とても貴重なご縁な訳で。しかも演奏場所まで提供していただいて。これこそ『ご縁』な訳で。見てくださった皆様、本当にありがとうございます。

大会直前とはいえ、師匠にも青森でのお稽古と郷土料理屋さん『じょっぱり』での『独奏』の場をいただきました。お客様に聞いていただいたのは初めてのことですが、お金払って聴くような曲じゃない状況のなか、応援の言葉をたくさんかけてくださいました。お酒が入っていたからですかね??こちらもまた大きなご縁です。

これから、会場入りです。ようやく掴んだ大会出場という『ご縁』を楽しんでまいります。

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