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【来場御礼】若手真打発掘プロジェクト・まちだ お運びありがとうございました!

台風接近で、開催を迷った時もありましたが、天気予報を信頼して開催した「若手真打発掘プロジェクト・まちだ」お足元の悪い中、たくさんのお客様にお運びいただきまして、まことにありがとうございました!

演目はこちら↓

若手真打発掘プロジェクト・まちだVol.2演目

楽しかったですね〜!主催なのに、私も皆様と一緒に楽しみました。

演目の貼出ができずに、申し訳ございませんでした。お客様が遅れていらっしゃるかもしれないと思って、一席目の「楽しい山手線」を、廊下の受付にいたので聞けておらず、新作の演題に自信がなかったこともあり、こことTwitter、あとは鶴川落語会ホームページに掲載予定です。あと、町田市民ホールのホームページにも載っています。

数年前、鶴川落語会=古典至上主義的印象を持たれていることを知り、そんなことないよ〜と思っていました。もちろん、古典落語大好きです。古典を語り継いでいくことは大事だと思っています。それと同時に、新作落語が生まれることの大切さも感じています。「古典もかつては新作だった」なんて、この界隈では使い古された文言ですが、実はその通りで、現代に生まれた噺を、生みの親だけではなく、様々な落語家さんが演じていくことによって古典と化すのであって、私はそこにロマンを感じています。

落語を古典と新作で切り離すこと自体がナンセンスだと言われることもありますが、ここまで古典と新作の認識が刷り込まれてしまっている以上、そこを打開するのは「古典になり得る新作」の登場が回数重ねられることなのかなと、勝手に思う次第です。私は評論家でも専門家でもありませんので、鶴川落語会の主催者はそんなふうに思ってるんだな〜くらいに受け止めていただけたら、幸甚でございます。

今回ご出演の駒治師匠の落語は、オール新作。古典になり得る噺がすでに存在しています。(柳亭こみちさんが演じられたりしています)こういう落語家さんがいて、こういう落語もあることを、都内まで足を運ぶのがなかなか叶わない方にも知っていただく一助になれば。あまり歳の変わらない方が、ちょっと気になる落語家さんとして、この会をきっかけに他の会や寄席に足を運んでいただけたら。(もちろん、歳がうんと離れていてもそう思っていただけるのなら、それも嬉しいことです)

たまたま先に落語の面白さに取り憑かれた人間が、何の因果か落語会を開催していて、その流れで届けたいと思った会をやっているだけであることをご理解いただき、ご一緒に楽しんでいただけたらと思います!

次回は来年2024年3月8日(金)19時、柳亭小燕枝さんで開催です。駒治さんと同じ玉川大学出身で、町田にゆかりある落語家さんですが、タイプが全然違います。チケット発売情報等、決まりましたらお知らせいたしますので、是非お運びください。

心よりお待ちしております!


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