8/22〜8/28の鶴川落語会

朝晩過ごしやすい気温になってきましたね。季節はちゃんと移り変わります。コロナも移り変わって、そろそろ沈静化してほしいところです。

さて、先週の鶴川落語会は、賛助会員さまへの活動報告や、今後新しく始めることや変えることへの準備期間でした。賛助会員さまへのご報告&御礼品の発送は、9月上旬〜中旬予定です。お手元に届くまで今しばらくお待ちくださいませ。

そして、文化庁令和3年度補正予算事業「ARTS for the future! 2」(AFF2)からの助成金も、無事補助金額確定との連絡が来ました。当法人は今年度、独立行政法人日本芸術文化振興会「芸術文化振興基金」からの助成交付予定なので、AFF2への申請は今年の3月の会(志ん輔VS若手真打の会)のみです。(重複申請はできないルールなので)1回の会の申請なので額は少額かもしれませんが、当法人のような小さな会社にはたいへんありがたく。首の皮1枚が3枚くらいにはなったでしょうか。

なんとか踏ん張れるよう頑張りますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


池袋8月下席

土曜日に、池袋演芸場へ行ってきました。トリはコロナ感染から復帰したばかりの三三さん「青菜」でした。

今年はなぜか「青菜」に縁がなく、もう夏が終わろうとしている今頃になっての初青菜。夏の話といえば、「たがや」「船徳」「千両みかん」「唐茄子屋政談」などたくさんありますが、なぜか「青菜」を聴かないと夏が終わる気がしない私としては、この日の「青菜」は嬉しかったです。
交互でトリの正蔵さんは中入りの出番で「蛸坊主」。正蔵さんの落語を聞くと、「落語は話芸」ということを再認識させてくれます。
個人的には、はな平さんの「壺算」も好きでした。

クイツキの出番の小はぜさんは、三人旅「びっこ馬」でした。小はぜさんらしい噺の選び方だなあと。二ツ目折り返し地点の大切な時期真っ只中ですが、ここから真打まではあっという間でしょう。

客席は8〜9割埋まる盛況ぶりで、久しぶりに池袋のうっすらマニア感漂う客席の雰囲気を味わいました。やっぱり落語は生に限ります。会場の持つ雰囲気や客席の空気感全てひっくるめての「鑑賞」です。動画での鑑賞ではそこが補えません。皆さまも是非、会場へ足をお運びください。


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