沖縄で生まれた高校演劇の傑作『出停記念日』。
弦巻楽団では2017年から折に触れ、レパートリーとして上演して来ました。
登場する5人の女子高生たちを、8人の俳優が役柄をシャッフルしながら上演するオリジナルの演出手法は、原作者・島元要からも「作品に込めたテーマを捉えた演出」と高い評価を受けました。この度、より磨き上げた形で札幌・沖縄の2都市ツアー公演を敢行します。
登場人物は作品の中で口にします。「いつかいなくなってしまう私たち」。曖昧な不安と微かな希望を宿したこの言葉は現在に通ずる普遍性を持っています。
「いつかいなくなってしまう私たち」が、確かに存在する2024年の、いま、ここ、を劇場で体感して下さい。
メッセージ
弦巻楽団#39 1/2『出停記念日』
2001年、沖縄のとある高校の教室。
文化祭の打ち上げで飲酒がバレて、44人中40人が停学になった高校2年生のクラス。停学指導が始まった日、グラウンドは指導を受けている40人で大盛況。がらんとした教室に取り残され、窓からグラウンドをただ眺めている4人。にぎやかなグラウンドを眺め、「なぜ私たちは今、教室にいるのか」と思いを巡らせる。
彼女たちは、はたしてこの友情の記念日に参加することができるのか?
出演
相馬日奈
木村愛香音
柳田裕美
髙野茜
阿部邦彦
(以上、弦巻楽団)
佐久間優香
佐藤寧珠
吉井裕香
キャストコメント動画がYouTubeにて公開中!
2都市再演ツアー
劇団の活動拠点である札幌だけでなく、原作者の島元要さんがいらっしゃる沖縄でも上演いたします。
札幌公演
沖縄公演
チケット
札幌公演
<前売・予約>
一般 3,000円
高校生以下 1,000円
<当日>
一般 3,500円
高校生以下 1,500円
▼札幌公演オンライン予約はこちら
沖縄公演
<予約・当日ともに>
一般 2,000円
高校生以下 500円
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お客様の声&舞台写真
2020年、2021年上演時のお客様からのご感想を一部抜粋。
スタッフ
脚本:島元要
演出:弦巻啓太
照明:[札幌]秋野良太、[沖縄]手嶋浩二郎
舞台監督:[札幌]秋野良太、[沖縄]上田知
デザイン:むらかみなお
イラスト:みきと
後援:[札幌]札幌市、札幌市教育委員会、[沖縄]北海道
協力:[札幌]札幌演劇シーズン実行委員会
提携:[沖縄]アトリエ銘苅ベース
助成:[沖縄]公益財団法人北海道文化財団
制作:佐久間泉真 ほか
主催:一般社団法人劇団弦巻楽団