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公演情報

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弦巻楽団の公演情報です。日時、会場、チケットについてなど。劇場でお待ちしております!
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【公演情報】弦巻楽団#39 1/2『出停記念日』|札幌・沖縄2都市再演ツアー

沖縄で生まれた高校演劇の傑作『出停記念日』。 弦巻楽団では2017年から折に触れ、レパートリーとして上演して来ました。 登場する5人の女子高生たちを、8人の俳優が役柄をシャッフルしながら上演するオリジナルの演出手法は、原作者・島元要からも「作品に込めたテーマを捉えた演出」と高い評価を受けました。この度、より磨き上げた形で札幌・沖縄の2都市ツアー公演を敢行します。 登場人物は作品の中で口にします。「いつかいなくなってしまう私たち」。曖昧な不安と微かな希望を宿したこの言葉は現

【公演情報】『ピース・ピース』置戸公演

母は冷たい女だった。舞台には3人の女優。かわるがわるそれぞれが「母」について語り、少し奇妙な、しかしありふれた母と娘の姿が描かれる。 彼女たちの口から語られる「母」の姿は、『冷たい女』、『弱い女』、そして—。 「母」について語り、同時に「母」を演じる3人の女優。 母として、時に娘としてそこに現れる彼女たちの姿から、母から娘へ引き継がれる祈り、願い、あるいは呪縛を描きます。モノローグのような、ダイアローグのような、そこにあるのは不思議な心の安らぎ。 札幌劇場祭TGR2022

【公演情報】弦巻楽団演技講座『ロミオとジュリエット』|2023年度3学期「舞台に立つ」

最も有名な、 星めぐりの悪い恋人たち—— INTRODUCTION弦巻楽団演技講座の集大成企画「舞台に立つ」が開講10周年を迎え、ついに『ロミオとジュリエット』を上演! ゲスト俳優として櫻井保一と田村嘉一を迎え、年齢・職業・演劇経験が多様な総勢18名の出演者で挑みます。 互いに敵対する両家の間に生まれた、二人の若い恋人たち。1つの事件を皮切りに、運命の歯車が狂っていく名作悲劇!! STORY舞台はイタリアの都市、ヴェローナ。 モンタギュー家の息子・ロミオとキャピュレット

【公演情報】間奏曲#2『四月になれば彼女は彼は』

間 奏 曲本公演とは違う、ちょっと危ないアイディア、趣味性の高い表現、実験的なトライをどんどん行なう場として、弦巻楽団の若手劇団員が自主的に立ち上げた企画。2009年の#1『こんにちは、母さん』から15年の時を経て復活。 今回は、持続可能な演劇との向き合い方と、劇団員としての創作方法を再考すべく、演出家不在の稽古を重ね3ヶ月間にわたる稽古場公演を実施する。 演目は、弦巻啓太が若手演出家コンクール2014で最優秀賞を受賞した作品『四月になれば彼女は彼は』。 無料キャンペー

【公演情報】#39『ピース・ピース』|札幌演劇シーズン2024-冬 参加作品

母は冷たい女だった。 舞台には3人の女優。かわるがわるそれぞれが「母」について語り、少し奇妙な、しかしありふれた母と娘の姿が描かれる。 彼女たちの口から語られる「母」の姿は、『冷たい女』、『弱い女』、そして—。 「母」について語り、同時に「母」を演じる3人の女優。 母として、時に娘としてそこに現れる彼女たちの姿から、母から娘へ引き継がれる祈り、願い、あるいは呪縛を描きます。モノローグのような、ダイアローグのような、そこにあるのは不思議な心の安らぎ。 出演赤川楓 佐久間優香

【公演情報】「秋の大文化祭!」2023

弦巻楽団が主催する毎年恒例の名物企画「秋の大文化祭!」が、2023年12月1日から3日まで開催決定!今年は規模を拡大し、3つの演劇作品を上演します。 1つ目の演目は、チリの劇作家アリエル・ドーフマンの『死と乙女』。弦巻啓太が長年上演を夢見てきたスリリングな心理劇を、青井陽治による翻訳で上演します。 2つ目の演目は、東京からのスペシャルゲストとして劇団5454を招聘!若手演出家コンクール2022で完成度の高さを絶賛された話題作『宿りして』を上演します。 3つ目の演目は、演技講

【公演情報】#38『セプテンバー』|旗揚げ20周年記念新作道内ツアー

旗揚げ20周年を迎える弦巻楽団がお送りする、5年ぶりの新作書き下ろし本公演。札幌・帯広・苫前の道内3箇所ツアーです。 イントロダクション北海道の田舎町。 まもなく廃校を迎えようとしている中学校がある。 その町に住む大人たちは中学校が無くなることを惜しみ、様々な活動をしてきたが、人口減少は止められなかった。 ただ一人の在校生である3年生は、最後に演劇部の大会に出たいと希望する。 過疎が進む北海道の地方を舞台に、取り残された若者と、取り残された大人たちの“人生の9月”についての

【公演情報】演技講座2022年度3学期発表公演『ヴェニスの商人』

世の人々はいつも虚飾に欺かれる。 年齢・職業・演劇経験の垣根を超えて作品創作に取り組み、本格的な演劇体験ができることに定評のある弦巻楽団演技講座。 2022年度3学期の発表公演は恒例企画「舞台に立つ」として、シェイクスピアの傑作喜劇『ヴェニスの商人』を上演! 上演作品『ヴェニスの商人』イタリアの都市・ヴェニスに住むバサーニオは、富豪の娘・ポーシャに求婚するための資金が欲しく、商人であるアントーニオに相談する。全財産を商船に乗せていたアントーニオは、やむを得ず、ユダヤ人の

【公演情報】「秋の大文化祭!」2022

弦巻楽団の恒例企画「秋の大文化祭!」を今年も開催します! 年齢や経験が幅広い演技講座生による発表公演3演目と、弦巻啓太による"実験的新作"をお届け。演技とは何か、演劇とは何かという問いに真っ向から挑戦します。 2022年、少しばかりのお休みを経て、さらにパワーアップした弦巻楽団による演劇祭。どうぞお楽しみに! 弦巻楽団#37 1/2『ピース・ピース』弦巻啓太による書き下ろし新作。来年以降の劇作を見据え、理屈を試運転し検証する"実験的"舞台。演技講座出身の3名で作り上げま

【公演情報】演技講座2021年度 三学期発表公演『ペリクリーズ』|アフタートーク:松岡和子さん

銘は「この望みに生きる」。年齢・職業・演劇経験の垣根を超えて作品創作に取り組み、本格的な演劇体験ができることに定評のある「弦巻楽団演技講座」。2021年度3学期の発表公演は「舞台に立つ」として、2年ぶりのシェイクスピアに挑戦! 古の詩人ガワーが語る、タイアの領主・ペリクリーズの波瀾万丈な物語。 千秋楽のアフタートークイベントには、スペシャルゲストとして翻訳家の松岡和子さんをお招きしております!作品もトークイベントもご一緒にお楽しみください! 作品についてシリアの美しい

【公演情報】「秋の大文化祭!」2021

弦巻楽団がお届けする、秋のお祭りが帰ってくる! 2021年は、4作品をお届けします! 各演目、完全入れ替え制! 東京からビッグゲストもお呼びする豪華ラインナップです! 弦巻楽団#36 3/4『死にたいヤツら』 心地良い昼下がり、竹本家の居間には亡くなった大学教授である主人・竹本信盛を偲び、親交のあった面々が集まっていた。 残された妻、その妹、同僚の大学教授、教え子の女子大生、その恋人、そして家政婦…。思い出話に花を咲かせる彼らのもとに、信盛の「遺言」を預かったと言う弁護

【公演情報】×北海道大学CoSTEP コラボレーション企画『オンリー・ユー』

『私たちが機械だった頃(2019)』、『インヴィジブル・タッチ(2020 札幌劇場祭優秀賞)』に続くコラボレーション企画第3弾。 今回のテーマは「ゲノム編集」。原案『二重らせんは未来をつむげるか?:討論劇で問うヒト受精卵へのゲノム編集の是非』(中角直毅・長倉美琴・種村剛(著)・石井哲也(監修) 2018年)を元に弦巻楽団が新作として上演!! 作品について弦巻楽団と北海道大学CoSTEPの好評コラボレーション企画第3弾。今回のテーマは「ゲノム編集」。 新たに誕生した受精卵

【公演情報】#37『ナイトスイミング』

必ず、戻ってくる。 遠い未来。太陽系やその他惑星は次々に開拓され、宇宙は未知でも危険でもなくなりつつあった。 宇宙旅行を企画する会社で働く主人公サルタは新たな旅行先の調査中に事故に遭い、氷で覆われた星に不時着。そこで彼は、20年前宇宙旅行のさなか、事故に遭遇し行方不明になった同級生達と再会する。彼らは当時の姿のまま、氷に包まれた惑星で救助を待ち続けていた。 大人になれなかった彼らと、大人になってしまった私たちを巡る、約束と失望の物語――。 作品について弦巻楽団一年半ぶりの

【公演情報】#36 1/2『出停記念日』3地域ツアー

沖縄公演中止のお知らせ 7月31日より予定していた沖縄公演は中止となりました。詳しい経緯等はこちらをご覧ください。 文化祭の打ち上げで飲酒がバレて、44人中40人が停学になった高校2年生のクラス。停学指導が始まった日、グラウンドは指導を受けている40人で大盛況。がらんとした教室に取り残され、窓からグラウンドをただ眺めている4人。 彼女たちは、はたしてこの友情の記念日に参加することができるのか? 作品について高校演劇の名作である『出停記念日』。弦巻楽団では2017年からこ