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紫煙

⚠️喫煙に関わる内容を含みます。
苦手な方は閲覧をご遠慮ください。


皆さんはタバコに対して、どんなイメージがあるだろうか。

おそらく「身体に悪い」「煙と臭いが嫌だ」「おじさんが吸うもの」などというネガティブなものがほとんどだろう。

しかし、それは時代の変化によって平成後期に生まれたものだ。

「JT(日本たばこ産業)」が国営の「日本専売公社」だった時代(1980年代半ば)には「たばこは心の日曜日」というキャッチコピーがあった。

専売公社がタバコ屋に設置していた看板。

タバコの売り上げは国の利益に大きく繋がっており、タバコの販促や吸うことが当たり前の時代が続いていた。

その歴史は、江戸時代まで遡る。

自分には詳しく説明できないため、休日に「たばこと塩の博物館」に行って知識を身につけたいと思う。

「たばこと塩の博物館」は、墨田区にある。

今は医療の発達や健康増進法により、喫煙は忌み嫌われ、増税の影響で、昔よりお金がかかるものになった。

タバコは販売価格の61.7%が税金である。

しかし、そんな現代でもタバコを吸う人は一定数いる。

自分は、純喫茶やバーを訪れた際に、場の雰囲気を味わうためにタバコを吸うことがある。

ヘッダー画像は銀座の「喫茶店ブリッヂ」の灰皿だ。

ここは本物のメロンを使った「メロンパンケーキ」で有名な喫茶店だが、現代に残る「全面喫煙可」の喫茶店である。

最近は「昭和レトロブーム」により純喫茶を訪れる若者が多い。

しかし、客層の変化により喫煙席を廃止したり、加熱式タバコのみ喫煙可としたりする純喫茶も多くなった。

よって、客層を20歳以上に制限した上で、喫煙席を残し続ける純喫茶は貴重となった。

そこの雰囲気を味わえる時代は、あと何年続くだろうか。

健康を維持しつつ、昔のような「くつろぎの空間」を味える時間を楽しみたい。

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