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群がり生まれる波紋の一瞬

全身を刺す 陽射しに焼かれ
飲み込む唾さえ ただの気休め
夜になればと祈ったものの
鎮火を待ってただ昇る煙

線を引かれたようだ
行く宛もなく彷徨う気体
力尽きた残骸

嗅ぎ付け集まる灰汁の虫
匙投げて憂う無垢な四肢
喰い散らかした希望の胞子
知らん顔した無能な葦

群れて塊 去れば波紋

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