見出し画像

課題解決型学習モデル開発事業中間報告会に参加してきました!

※画像の無断利用禁止

8月3日(月)に、課題解決型学習モデル開発事業中間報告会がウェブ上で開催され、本校から9名の生徒が参加しました!

➤課題解決型学習モデル開発事業って何?

中学校では令和3年度から、高校では令和4年度から新学習指導要領が全面実施されます。

全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするために、文部科学省が定める基準、それが学習指導要領です。

この新学習指導要領で重視されているのが、基礎的な知識と技能を活用して、課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力及びその他の能力を育成するということ、そして主体的・対話的で深い学びです。

福井県では、そのような新学習指導要領完全実施を前に、令和元年度から「総合的な探究の時間」の先行実施を行っており、その中で敦賀高校は「課題解決型モデル開発事業」に取り組んでいます。

・・・堅い話になってしまいましたが、まとめると「新しい学びに合わせた活動を研究して、他校のモデルになろう!」ということです☻

以前の記事でご紹介した福井大学ラウンドテーブルへの参加観光甲子園への取り組みも、その一部です!

課題解決型モデル開発事業の概要や本校の1年次~2年次にかけての大まかな流れ、他校の取り組みなどはこちらをご覧ください!

➤中間報告会の内容は?

中間報告会の前半はここまでの活動の取り組みの発表の時間となり、英語で行われました。これは今回の会議が、OECD日本イノベーション教育ネットワーク(略称:ISN)が主催する、8月11日開催予定の生徒国際イノベーションフォーラム2020@online(略称:ISIF2020)の予行演習を兼ねていたからです。

オンライン上で、英語を用いて、課題解決型学習の取り組みを発表する・・・。教育の移り変わりを強く感じます・・・!

3年生からは2名参加したのですが、昨年度から取り組んでいる「外国人向けの防災マニュアル」を発表を行っていました。


画像1

二人が作成したマニュアルの一部がこちらになります!

画像4

画像5

画像6

アンケート等も実施して、使い勝手の調査も行うことで、より実用的なマニュアルの作成を目指していました!

中間報告会の後半は学校のWell-being(良い在り方)について、参加者全員で議論を深めるという活動でしたが、本校からは2年生の7名が参加しました!


画像2

具体的な内容としては、現在の学校においてどのようなことが学べるのかについて、毎日の日直の仕事などを通して責任感を身につけることができる、また部活動を通じて礼儀を身につけることができる、という意見が出ました。

一方で、会議に参加していた他校のALT(外国語支援教員)からは「日本の学校では、清掃や部活動などといった場面で、リーダー性やマネジメント能力、自主性を養うことができるのがとてもいい。ちゃんと社会への準備をしている」といった意見も出され、日本人だけで話し合っていては気づかないような点についても指摘してもらえるという一場面もありました。

画像3

また、普通科高校では中学校のような職業体験の場がなく、職業について知る機会があったとしても、お話をお伺いするくらいなので、もっとインターンシップ制度のように、実際に仕事を体験する場があると良いのではないか、という意見が出ました。

上記のような内容を含め、安全や健康、環境、コミュニティなど様々な分野に関して話し合い、学校について、自分たちが受ける教育について見直す良い機会となりました☻

最後に福井大学の先生からいただいた助言の中で印象的だったのが、「〇〇がしたいと意見を出すことはとても良いが、何かをやるためには必ず何かを辞めないと実現が難しい。みなさんが意見を述べる際に、是非、△△をやめて、〇〇をしたい、などとより実現に近づけるような提案ができるよもっと良くなります」というものです。確かにあれもこれもと付け加えたくはなりますが、限りある中で物事を良くしていくためには、物事を精選していくことも大事ですね!

敦賀高校では、この他にもたくさんのグループが、様々な活動を行っているので、これからも皆様にお伝えしていこうと思います☻!

今回もお読みいたただき、ありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?