【🍀2023.02前半】 絶対に聴いて欲しいVTuberMV【9本】

tsurucloverが心からオススメするVTuberのMVを紹介する記事、３回目の更新。今回は主に2023年2月前半投稿の歌動画を紹介します。
前回の記事はこちら。

（以下、紹介文は口語主体）

星街すいせい - みちづれ / THE FIRST TAKE

一発録り音楽パフォーマンスで人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に星街すいせいが二度目の出演を果たし、最新2ndアルバムのリード曲である『みちづれ』を披露した。前回の『Stellar Stellar』はしっとりと”聴かせる”曲調であったのに対して、今回の『みちづれ』はしっかりと”ノらせる”曲調であるように感じ、星街すいせいの歌唱表現の幅広さをまざまざと見せつけられた。
声の強弱や抑揚、止めや伸ばしといった様々なこだわりが随所に感じられ、よもや一発録りとは思えない圧巻のクオリティ。ぜひ一度この曲を聴いて、VTuber音楽界の第一線を切り開く彼女の旅路に少しでも付き合ってみて欲しい。

P.S. 推しのファンサが可愛すぎる。好き。

【初オリジナル曲】花占い/浅葱里リオ【Vtuber/Vsinger】

イヤホンかヘッドホン、もしくは低音を味わえる音響下で、取り敢えず一度再生して欲しい。
サムネイルの華やかな印象通りに心構えて耳を澄ませると、一変、真っ先に耳に飛び込んでくるのはあまりに厳ついベースライン。このギャップが本当にたまらない。愛くるしい歌声や曲調と、それを支える強固な低音層が、一つの作品としての融和を見せているように思う。相反する音の競演がとにかく心地良く、音楽的バランス感覚にうっとりする。

【3rd Original Song】Resonant Piece / 月深ツキ【Music Video】

空高く突き抜けるような張りのある歌声が、真っすぐ胸に届く爽快なナンバー。特にサビのハイハットとキック、そして間奏のストリングスの主張は、楽曲の疾走感を後押ししているようで更に胸が弾む。そんなサウンドに乗せられるのは月深ツキさん自身が綴った歌詞。前向きで力強いメッセージ性は、聴いている私たちに手を指し伸ばしてくれているようであり、とても勇気付けられる。

ロウワー / Covered by フレン・E・ルスタリオ

ラスサビのハイトーンまで地の声で歌い上げるフレンの音域が実に映える一曲。綺麗に伸びる高音はそれだけで心奪われる。
『ロウワー』の歌詞は全体的に悲哀漂う雰囲気であるが、フレンの張りのある高音で紡がれるこのロウワーは、悲しみの中でも希望を捨てない前向きな様子が目に浮かぶようだ。
……そう思っていた。最後の１秒までは。
彼女の虚勢に最後まで気付けない自身の愚鈍さに、胸がチクリと痛む感覚に陥ってしまう。そんなフレンの歌唱表現まで含めて楽しめる作品。

【オリジナルMV】Pantograph パンタグラフ - shiroAN

軽快なバンドサウンドに乗せられた可愛らしい歌声は、春風にそよぐ若葉のような可憐さを覚える。しかしその柔らかな歌声だからこそ、聴いている私たちの心に寄り添うようにして優しく「GO AHEAD!」と背中を押してくれるように感じる。
奇跡のような幸運(ﾗｯｷｰ)に巡り合えそう、聴いているとそんな晴れやかで前向きな気分になれるような気がする一曲。どこか疲れていて元気を貰いたいときはこの曲を聴いてみたいと思う。

Twilight Stream / 龍ヶ崎リン：Official MV

おしゃれ。本当に。第一声のハスキーボイスが響いた瞬間からそこはタバコの煙漂うバーカウンター。落ち着くと同時に胸が熱くなる魅力的な歌声に酔いしれるひと時を味わえる。途中に差し込まれたラップパートもアクセントになっていて、ラスサビに向けて心をスッキリ整えられる。ずっとこの歌に溺れていたいと思ってしまう心地良さに浸れる一曲。龍ヶ崎リンさんの満を持しての1stシングル楽曲ということで、今後の楽曲展開が楽しみでならない。

HONEY BEES / HACHI 【Official MV / 4K】

アコースティックなカントリー調のサウンドに、たやの包容力溢れる優しい歌声が折り重なって、温かな空気に包まれる。
また、差し込まれる複数のハンドクラップ音は、たやを中心に沢山の人が集まって輪になっているような印象を与える。それはまるで「君は独りじゃない」「独りにはしない」というメッセージを引き立たせているかのよう。
HACHIのファンネームである『BEES』を冠した楽曲に相応しい、聴いている一人一人に語り掛けるような慈愛に満ちた一曲。

涼海ネモ『 UMenity 』 -Official Music Video-

ジャズテイストな伴奏に乗せられる凛と透き通った美声に、心ほぐれるリラックス感を味わえる一曲。特にサビの裏声から地声に切り替わる時のグラデーションはとても滑らかで、思わず心奪われる。また、少しずつ音数が減っていくアウトロは、彼女の澄んだ美しい歌声を高純度で味わうことができる構成で、曲引きの最後まで夢心地にさせられる。
マイペースで飄々とした涼海ネモ彼女自身の等身大が謳われた、1stオリジナル楽曲であるこの『UMenity』。所属を同じくする龍ヶ崎リンさんと共に、涼海ネモさんの今後の音楽活動を楽しみにさせる作品だった。

P.S. 推しが増えました。誕生日アクスタとバレンタインボイス買いました。声とキャラとビジュが好きです(大体全部好き)。

【歌ってみた】きっとパルケエスパーニャ\cover【周央サンゴ】

志摩スペイン村の公式テーマソングを、同園バーチャルアンバサダーの周央サンゴがカバー。今や聞きなじみすら覚える勇ましいファンファーレから始まる情熱的な旋律は、アンダルシアの風が吹き付けるかのごとく心を熱くさせる。
そして何より素敵なのは、ンゴちゃんの志摩スペ愛で満ち溢れたMV。沢山の園内写真に添えられた手書きメッセージからは、ンゴちゃんが本当にこのテーマパークが大好きなんだと伝わってくる。
『劇場版 志摩スペイン村と周央サンゴ』のエンディングでスタッフロールと共にこのMVが流れてる様子が容易に想像できるし、多分それを見たら泣いてしまう。

今回は以上。二回連続でサムネがすいちゃんでしたね。
TFT二回目の告知があった時点で（二回連続ですいちゃんサムネになるのはちょっと味気ないかな…？）なんて思っていたのですが、いざあの『みちづれ』を浴びたら「うん、決まりだわ」って吹っ切れてました。星街すいせい、一蓮托生の想いで付いていきます。

というわけで、ここまでのご精読ありがとうございました。
もし出来たら「読んだよ」の印に「スキ（♡）」を押して貰えると泣いて喜びます。Gmailでスキの通知が来るたびに飛び跳ねてます。

最後に、まだ見ぬ音楽との出会いの場を設けてくれるギル様のMVリスト更新に心からの感謝を。それでは。

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