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【旬杯】勝手に賞(俳句6句) by つる

お世話になっております。^^
こんにちは。つる です。☆彡

みんなの俳句大会【旬杯】が終わりまして、
ひと息つきました。

気持ちの落ち着きましたところで、
遅まきながら、
つる の勝手に賞を贈らせて下さいませ。m(_ _)m

短歌で勝手に賞はしましたけれども、
今回は俳句です。

順位は設けず、掲載順も順不同です。🌳
早速参りたいと思います。

あ、これいいなぁ、と
ほほ第1印象で決めています。
感想も勝手に書いておりますので
悪しからずです。m(_ _)m

ではでは。^^

つる の勝手に賞(俳句六句)


ニートン。 さん

大きいな 君の一口 かき氷


一文字空けが、とても効果的な一句。
君の一口の大きさを表現し得ています。

君の一口の可愛らしさまで、
よくよく伝わって来そう。^^

愛すべき一句と思いました。🌼


オラヴ153 さん

幼子が筆を置いたよな鱗雲


着想がとてもすてき。
筆を置いたような、という措辞が
面白いです。^^

鱗雲、から想像すると
思わず筆を置いちゃった感じでしょうか。
かわいらしさ満載の一句と思いました。🌼


兄弟航路 さん

鈴蘭を活けて深まる月明り


まず字面が美しいです。☆彡
声に出して読みましても清澄。

活ける、という動作により
月明りが深まる展開も
詩的で素晴らしいと思いました。

鈴蘭の重さなども想像してみたり。

深まる、という表現を活かしきった
御句と思いました。^^
美しい俳句です。🎵


めろ さん

またしても一人ノーテン遠花火とおはなび


庶民的な詠みぶりが魅力的な一句です。
遠花火との対比が見事で、
季語がとても立っています。^^

気がちょっと遠くなるお気持ちも
掛けられているでしょうか。

俯瞰的な視点を忘れず詠み込んだ御句、
とても魅力的で、感じ入りました。
人情ですね。^^


麻生ツナ子 さん

ひとりでも生きよ東京くらげなり


ユニークとユーモアの魅力の映える一句です。
東京くらげなり、と
一気に詠み下されましたところが
手柄と思いました。^^

これで、東京をひとりで生きる、という
平凡になりがちな表現が、
見違えてすばらしい御句に。

東京くらげ、という独自性のある措辞が、
そのまま、ひとりでも生きよ、という
メッセージそのままをストレートに
喩えているかのようです。

一句、非常に立った俳句と思いました。^^/


沙々良まど夏 さん

ほおずきの花を数えて浅草寺


第一印象で気に入りました御句ですけれども、
御記事を読みますと、
花で、夏の季語になり得るのですね。^^

浅草の町に溶け込み、親しみをもって
詠まれた事が伝わって来る、
庶民性と情緒を感じる一句です。

その地の方だからこそ、
シンプルに詠み切れるのでしょうね。^^

熱心でなく、
それとなくほおずきの花を数えている
軽妙な行為が気分を表していて
すてきです。^^


☆彡

以上、六句でした。☆彡
すてきな俳句を読ませて下さり、
まことにありがとうございました。m(_ _)m

つる かく 🌳


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