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短歌初心者様へお話第2回(1389字)

こんにちは~。^^
ごきげんいかがでしょうか。♪

つる です。♪
毎度お世話になっております。

今回の記事は、
短歌を初めて詠まれる方に
向けて書いております、
第2回です。

第1回は、こちらです。

今回は、いよいよ
短歌で詠まれる、
古い言葉使いについて、
お話したいと思います。

現代使われている言葉を
口語(こうご)と言いまして、
昔の言葉を文語(ぶんご)と
言うそうです。

文語、分厚い辞書が
あるくらいですので、
たくさんの言葉が
ありそうですね。^^

でも、短歌で使われる
文語は、自然と
限られて来ます。

早速、参りましょう。

名詞(形)に関するお話。

例えば、

きみが為(きみがため、五音)

という表現があるとします。

現代では、「が」は、
~が~である、
などの意味として
使われますけれども、

ここでは、

「きみの為」と
いう意味となります。

反対に、

わたしの好きな(七音)

という表現があったとして、

意味は、

わたし「が」好きな、
と理解します。

文語では、
「の」と「が」の意味が
逆転しているケースも
多いです。

わが胸、という言葉も、
分解すると、

吾(わ)、が、胸、
となり、

わたし「の」胸、
という意味とも取れそうです。

名詞を
語るなかでの
ワンポイントでした。

名詞も説明し出すと
キリがありませんので、
今回はここまでです。

もう一つ、お話を
することにいたします。

動詞(形)です。

例えば、

鳴く

この言葉(動詞)で
いろんな表現が可能です。

鳴かず(鳴かない、打消し)
鳴かしむ(鳴かせる、使役(しえき))
鳴かば(鳴くならば、仮定)

など、
鳴くが変化して、

「鳴か」、
にくっつける
言葉によって
意味が変わって来ます。

『未然形(みぜんけい)』
という言葉の活用方法です。

主な表現として、
打消し、否定の表現をするときに

「鳴かず」
「鳴かぬ鳥」

などのように使います。

「鳴かず」の「ず」は、
動詞にくっつく言葉
(助動詞、じょどうし)の
終止形(しゅうしけい)
と言って、
ここで一旦意味が終わります。

「鳴かぬ」は、
例えば、
「鳴かぬ鳥」のように、
あとに言葉(名詞、名詞形)が
くっついて、

鳴かない鳥

と言う意味として、
使われるケースが
多いことも知っておくと
ひとつの理解と
申せるかもしれません。☆

打消しの言葉
『ず』(終止形)の変化した形が
『ぬ』(連体形)と
いうことのようです。☆

連体形は、主に
名詞(形)につながる、
と大まかに認識しておいて、
そんなに間違いでも
ないでしょう。^^

文法は、体系的に
一から全部を勉強するのは
大変です。

それより、
実際の歌を詠んで、
何度も出て来る表現に
注目して、
目を慣れさせて、
体になじませるのも
一つの手かもしれません。^^

文語文法、
ごく一部を
紹介しました。

理論から入るも良いですし、
慣れで憶えてゆく手も
あります。

文語の前後の文脈から
意味を類推する、
ちょっとした
推理ゲームのように
文語に迫るのも手ですし、
勉強の楽しみにも
なるかもしれませんね。^^

今回は、難しい内容の
ように思われたかも
しれませんけれども、
私の持論は、
習うより慣れろですので、
ピンポイントで、
例を挙げて、
ご説明とさせていただき
ました。

1000字を超えています。

それでは今回は、これにて。♪

文語文法のお話は、
今後も余力あれば
するかもしれません。

前回、今回の記事同様、
あまり期待しないで
お読み下さりますと
助かります。^^*

拙い記事で恐縮です。m(_ _)m

それではまたです。♪
よき短歌ライフを。☆

つる かく🍹

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