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つる の勝手に短歌賞(三首)☆

こんにちは。^^
お世話になっております。つる です。

十六夜杯、短歌、俳句で応募した者です。

恒例となっております、
好きに応募作品を賞しちゃう、
『勝手に賞』を、私もさせて
いただきたいと思います。♪

私は、短歌詠みなので、
短歌で。^^

多くの応募作品の中から、
三首を選びました。

投稿一覧を作って下さった、
沙々良まど夏さん、
ありがとうございました。☆

勝手に賞をする、と決めましたら、
するすると、全応募作品を
読めました。
投稿一覧、ありがたかったです。^^

それでは発表させていただきます。

まず一首目ですー。☆

ドドン ~♪

鮎太 さんのお歌です。

川釣りの待つ楽しみを覚えよと父の笑顔は遠き秋の日

どうしてこうも、
すうっと心に入ってくるのか。

定型、五七五七七に収める努力は
なさっているのでしょうけれども、
全然無理が無い詠みぶりなんです。

なのに気持ちはちゃんと伝わって来る。

最後(結句)の遠き秋の日が、
とても効いています。

上句(五七五)のお父様のお言葉にも、
説得力を感じて、ため息。^^
すてきなお父様ですね。

笑顔、と、遠き秋の日、の対比も、
何気に心に沁みわたります。

家族愛の典型とも呼びたくなる、
とてもすてきな御歌でした。
m(_ _)m

ありがとう、鮎太さん。

私は、最近書写にはまっていて。
賞品とかにはなり得ませんけれども、
この一首を書きたくなりました。^^

拙い字ですが、どうぞご覧
いただけますと幸いです。
ささやかな気持ちです。

鮎太さん詠、つる筆

若干、よれてしまった。^^;
御免。

次へ参ります。

ドドン ~♪

おはようよねちゃん さんのお歌です。

丁字路は言えないままのさよならを残したままで夕陽の影に

昔は、丁字路とも書いたのですね。
調べました。

これも直感で選びました。
人間は出て来ないお歌ですが、
人の影がとてもよく現れている
ようにも思えるすてきな御歌です。

丁字路、いい言葉使いだなぁ。
今度から私も使おう。^^

丁字路は、分岐点でもあり、
行き止まりでもある。
そんな所が、夕日の影に
移ってゆく。

とても詩情を感じる一首です。

お歌の解釈は、私には
上手く出来なくて申し訳ないの
ですけれども、
詩情って、言葉の意味性から
離れたところによくよく
表現され得るものだと、
改めて勉強になりました。

おはようよねちゃんさん、
ありがとうございます。^^

うぅ、語彙力があれば、
もっと感想をいっぱい書きたい
お歌です。^^

こちらのお歌も、
書かせていただきました。☆


おはようよねちゃんさん詠、つる筆

お気に入りの歌を書かせていただくのって、
気持ちが入りますね。^^
感謝です。m(_ _)m

では、最後三首目です。♪

ドドン ~♪

deko さんの御歌です。☆

さびしさは喉をすべりて右心室あたりで膝を抱えてゐるよ

さびしさ。
これを表現する手段として、
身体を通して表現することで、
具体性を帯びて、
肉感的にも説得力の帯びる一首と
思いました。

右心室は、どの辺だったかな。
どういう機能だったかな、と
調べてみました。

静脈血を受け、肺動脈へ送り出す。
とネットにはありました。
きれいな血にして、出すのかな。

なのに、膝を抱えている。

喉は通っても、心臓、
ハートの辺りで止まってしまう。
そんなさびしさは、いかばかり
でしょうか。

もどかしさも感じる、
さびしさの比喩として、
新しい表現と新鮮さを
感じました。

さびしさの微妙な側面が
よく表れているように思えて、
このお歌も、とてもすてきでした。^^

deko さんの御歌も、
拙い字で恐縮ですが、
書かせていただきました。^^


deko さん詠、つる筆


ありがとうございました。
以上、三首でした。☆

楽しみながら、
勝手に賞の記事を書かせていただきました。

みんなの俳句大会、
ありがとうございます。m(_ _)m

それでは、一旦失礼いたします。

つる かく🍂

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