マガジンのカバー画像

短歌アパート『 うただ荘 』

960
短歌に親しまれる方のためのバーチャル居住空間(マガジン)です。 記事を格納なさりたい方はここへどうぞ。
運営しているクリエイター

#すべての女子にハッピーエンドを

ご入居さまへお知らせ

こんにちは。 短歌アパート、『うただ荘』 管理人の つる です。 この記事は、 うただ荘へご…

つる
1年前
49

「へんねしの真珠あおじろく」ヒスイのシロクマ文芸部

「紫陽花を従えて立つ伯母の耳 へんねしの真珠あおじろく揺れ」ヒスイ 今日の短歌には、ちょ…

「金魚鉢とる左手の薬指ーーー」ヒスイの夏短歌

「金魚鉢とる左手の薬指 白く抜けたり指輪の跡よ」ヒスイ 時代のせいもあるのか、 まわりに『…

「白い靴どろに汚れて夏雲のーー」ヒスイの初夏短歌

『白い靴どろに汚れて夏雲の 形に似てるおかえりなさい』ヒスイ (しろいくつ どろによごれ…

「母ゆきて筍を炊く三七日めーー」

「母ゆきて筍を炊く三七日め  キッチンの猫やわらかく寝る」ヒスイ (ははゆきて たけのこを…

『紅のはらほろ散りて新しきーー』ヒスイの春短歌

『紅のはらほろ散りて新しき 花をとどける母ゆきし春』ヒスイ (くれないの はらほろちりて…

「花吹雪ゆく春空の――」ヒスイの春短歌+シロクマ文芸部

『花吹雪ゆく春空の階段を 駆け上がる髪ひとすじの影』ヒスイ (はなふぶき ゆくはるそらの かいだんを かけあがるかみ ひとすじのかげ) 少女というのは、 ある日突然、大人になるもので。 この不思議さは、友人たちを見ても感じていたのですが、 今回、 つくづく感じいることがありました。 姪の澄。 大学生になりました。 いっきに、大人びてきました。 話すことはもちろん、声の使い方や笑い方にまで、 大人の匂いがしてきました。 なんとなく、寂しいような。 でも、同志を得たような

「チョコレートぎんがみ剥がす爪の先ーー」ヒスイのシロクマ文芸部+冬短歌

「チョコレートぎんがみ剥がす爪の先  北風に乗せ『あいしてる、かも』」ヒスイ はい。 小粋…

「青写真ざくと破りしーー」ヒスイの冬短歌&理系男はなんでも実証したがる日記(笑)

「青写真ざくと破りし如月の ゆき新しく東へ香る」ヒスイ (あおじゃしん ざくりやぶりし き…

「布団からのぞく雪白まろやかにーー」ヒスイのシロクマ文芸部

「布団からのぞく雪白まろやかに   姉の気配が母に似てきた」ヒスイ (ふとんから のぞくゆ…

「珈琲と機械油のかほり溶けーー」ヒスイの秋短歌+早暁ショートショート

「珈琲と機械油のかほり溶け  きみの輪郭たちあがる五時」ヒスイ (コーヒーときかいあぶら…

「半熟の月にナイフを切り入れて こぼれる先に――」ヒスイの秋短歌

「半熟の月にナイフを切り入れて  こぼれる先に さあキスしよう」ヒスイ 本日は、この企画…

「文化祭 ステージのきみ 香りたつーー」ヒスイのシロクマ文芸部・短歌

「文化祭 ステージのきみ 香りたつ  だれも気づくな 誰も気づくな」ヒスイ 本日は、短歌…

「夏休み後の学校がこわい!中高生へ。学校になんか行かなくていいんだよ!日記

「大風の底へ座りて耳しずか  夜に分け合うコーヒーひとつ」ヒスイ (おおかぜの そこへすわりて みみしずか  よるにわけあう コーヒーひとつ) 今日は、つる先生に褒めてもらう企画です!!! つる先生は、いつもやさしくホメてくれる。 それはもう、海より深くホメてくれる。 ヒスイは褒められることのなかった人生なので(笑) ものすごーーーーく うれしいのです。 そして、ヒスイと同じく 「褒められない人生」を驀進中の方々へ、 この記事を、おすすめいたします。 「心」のシリーズ