「花吹雪ゆく春空の――」ヒスイの春短歌+シロクマ文芸部
『花吹雪ゆく春空の階段を
駆け上がる髪ひとすじの影』ヒスイ
(はなふぶき ゆくはるそらの かいだんを
かけあがるかみ ひとすじのかげ)
少女というのは、
ある日突然、大人になるもので。
この不思議さは、友人たちを見ても感じていたのですが、
今回、
つくづく感じいることがありました。
姪の澄。
大学生になりました。
いっきに、大人びてきました。
話すことはもちろん、声の使い方や笑い方にまで、
大人の匂いがしてきました。
なんとなく、寂しいような。
でも、同志を得たような