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趣味釣り人の妻が作る魚を使った簡単タイ料理

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釣りが何よりも好きというわけではないけど、嫌いじゃない。釣り以外の楽しみもあるけど、釣れた魚で料理するのは大好き。タイで作るピリ辛好きな人、辛いものが苦手な人も美味しく食べられる…
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#釣り人

釣りと冷蔵庫の中の魚

冷蔵庫に魚がいる時我が家では、冷蔵庫に魚があるときに釣りに出かけると その日は「魚は釣れない」といわれます。 それを聞いた初めの頃は、「そんなの思い込みでしょう」と私は思っていましたが、夫の釣りはスポーツタイプではなく、 自然から恵を少し分けていただく という、ただの遊びで命をいただくことはしたくないという想いがあります。冷蔵庫にまだ食べるための魚がある場合は、そちらをまずはありがたくいただいて、次の釣り業にいく、というわけです。 以前、何度も冷蔵庫の魚のことを忘れて釣

釣り初めと赤味噌チリペースト

一昨日のこと。 親友から夫に釣りへのお誘いがありました。 私も一緒に行くかと誘われたのですが悩むところでした。 1月2日から超絶ぎっくり腰になってしまった私はいまだに完全回復できておらず。 ぎっくり腰から1週間経った頃に一度痛みが引いてきたので、歩く練習がてら外出してみたのですが、その晩からまた酷い痛みに襲われてしまい再び寝たきりに逆戻り。そこで反省して、また更に1週間おとなしくしていました。 今回の釣り場は湖。 そして ちゃんと屋根のある清潔に寝転べる場所が確保できる

ほどよさのよさ

先日、一泊二日の釣りキャンプで、夫と友人が二人でボートを借りてダムの中心にある島に行ってきた。夫の友人は、我が家では釣ってきた魚をちゃんと食べ切らないと次の釣りに行かないことを知っているので、度々「魚全部食べた〜?次、いつ頃いけそう?」と聞いてくる。もちろん一人でも釣りに行く彼だが、友達と泊まりがけでいく釣りキャンプは格別に楽しいらしい。待ちに待った釣り日和だ。 そして、今回夫が釣ってきた魚はこちら。 「いいね〜!」と私は言って、夫がティラピアを捌いているのを眺めながら、

釣り人のスープ

私は2つの教えをもとに魚のスープを作る。 スウェーデンのフィッシュスープ まず最初の教えは、学生の頃のこと。スウェーデンの学校に通っていた時、理由は忘れたけれど学校の先生にクラスの生徒が食事に招待された。ヨーナス先生だ。性格はおっとりとしていたけれど、体格ががっちりしていた大男でとても優しい先生だった。その日のメニューはシンプルで、フィッシュスープとパン。すごくシンプルなのだけれど、器に入れられたスープは細かくいろいろな色が散りばめられていてとても綺麗だった。まるで、ヨー

堂々とねこまんま:カオクルックガピ魚バージョン

タイ料理の中でも外国人の認知度が高い”カオクルックガピ”。目の前に出された時の見た目の鮮やかさも喜びの一つになる一品です。 海老のペースト”ガピ”を混ぜたご飯を中心に、生野菜と錦糸卵、そしてメインとなる甘辛く煮た豚肉か牛肉を皿の上に乗せて、自分で混ぜながら食べていく料理です。皿の上でぐちゃぐちゃに混ぜて食べるという日本ではちょっとお行儀が悪いかもしれないねこまんま的なものが、こちらでは正統な食べ方として堂々と食べられているのです。 私のタイ料理への印象は、”混ぜて”食べる料

いずみ鯛のピリ辛味噌煮

今日はチェンマイで作って日本人だけでなく、タイ人にも山岳民族にも好評の”鯖の味噌煮”ならぬ”いずみ鯛”/ティラピアのピリ辛味噌煮のご紹介です。 とにかく好評 きっかけは、人が集まる時に何か日本料理一品でも持っていこうと作った鯖の味噌煮が割と好評で、ただ「ここに唐辛子を入れて辛くしたらもっと美味しいだろう」と言われ続けた為に、いろいろと試してたどり着いた一品です。 鯖はチェンマイでは冷凍物が比較的簡単に手頃な値段で手に入るので、以前は我が家でもよく鯖の味噌煮を作っていまし

ちょっと贅沢な揚げ魚のピリ辛サラダ飯

旅をしていただけの時には知らなかった、チェンマイに長く住んでやっと知るメニューも最近わかってきました。 その中の一つが、ヤムガイトー(ド)というメニュー。カリカリに揚げたチキンカツを賽の目状にきり、甘酸っぱいタレとハーブとお米を炒って細かく砕いたものを混ぜてご飯と一緒に食べるのです。もう、これが美味しくって!私の大好きなタイ料理のダントツ上位に上がります。 今回、我が家で作ったのは、このヤムガイトー(ド)の魚版、 ยำปลากรอบ /ヤムプラートー(ド) です。 ยำ