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一時帰国12日目〜吉祥寺〜

午前中から元気に吉祥寺サイクリングをしていて、ふらふらと気になった本屋さんへ📖絵本の世界…そんな文言が書かれた入り口に吸い込まれるように入ると「いらっしゃい」も何もなく本が整然と並んでいました。その中にポツンと『みどりのゆび』と言う本が置かれていました。「当店1番のおすすめ」と言う表示に惹かれて読み進めると、待ち合わせ時間になっているのに、止めることができませんでした。
名前をつけたのに忘れてしまう親。
何のために生まれてきたのか考えぬ親。
みんなとの違いに戸惑う親。
そう…特にみんなとの違いに戸惑う親の場面で私はこの物語の虜になっていました。一時帰国して、みんなと同じようなリズムで会話にのれない我が子が気になり…みんなと同じようにテストを受けられない我が子が気になり…そんな日々の積み重ねに苦しかったので、この物語を読んで自分の固定概念を刺激してもらえたのです。
貧富の差をなくすために生まれてきたのか?
戦争をなくすために生まれてきたのか?
すごく壮大な物語のお陰で自分自身の小ささを感じるのでした。大きな心でいよう。俯瞰して物事を見ることをもう一度思い出させてもらえた日。

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