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ウラジオ生活270日目〜ジャッジしない教育〜

ロシアの幼稚園の授業参観へ行ってきました👒汽車の音がなり始まる授業参観…子供達は2列に並んだ椅子に座り(汽車に乗り)博物館へ出発します。行くまでの車内で目を閉じていると、博物館の入場チケットを首に下げてもらえます。首から下げたメダルのチケットには三角や丸、四角なのどの形と、それぞれに色が書かれています。いよいよ博物館に着きました。「同じ形の人と手を繋いでー」と先生。子供達は「同じ色」の人と手を繋ごうとする子がいます。「形だよ」と気付いた子が声をかけ、慌ててペアを変える子供達。博物館の入り口に着きました。床にはたくさんの大きな丸や四角のカード…自分のものと全く同じ形と色を選びとると、ホワイトボードに何やら迷路が…そのカードと同じものの縮小ver.が並んでいました。その通りに床に順番に並べて…博物館に入りました。
博物館に入ると何やら怪しい布…パッと先生が布を開けると、蜂と花が💫けれど、1つの花に1匹の蜂…蜂さんが1匹足りません…みんなで数えて1匹蜂を呼びました。
机に付くと、ひっくり返った紙が…みんなで表に向けると4匹の金魚の塗り絵です。何色で塗るかみんなで決めました。赤と緑に決まり、右側は赤、左側は緑と塗りました。ここで上側緑、下側赤になっていたり、左右逆になっていても、先生は「マラジェッツ(素晴らしい)」と褒めてくれます。嬉しい嬉しい表情の子供達…そして次は先生が物語を読みます。朝起きて、朝ごはんを食べて、体操をして、友達と遊んで、おやすみなさい。4つのカードを並べます。お友達のを見る子は1人もいません。テーブルの上のカードの順番はそれぞれ全然違います🤣それでも、先生は「よく聞いてたね」と褒めて周ります。
親は「逆だよね?」と呟きあいますが、子供達は大満足。そこには「満たされる教育」がありました。ジャッジしない教育。よく耳にしますが、私は初めて観ました。百聞は一見にしかず

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