お弁当の喜び

今週は年度の切り替えのため、保育所が基本的にはお休みだ。うちは夫婦共に普通の会社員なので、事前に申請をして預かってもらっているが、給食は出ない。お弁当だ。

幸か不幸か、月曜日と火曜日は熱を出して休んでいたので、昨日の水曜日がはじめてのお弁当。

娘が選んだ、「きんぎょがにげた」の絵本の柄のお弁当箱。
あまり手先が器用ではないし余裕もなくて、彩りよく、食べやすいものを詰めるだけで精いっぱいだった。
ソーセージ、からあげ、ブロッコリー、トマト、若菜おにぎり。

帰ってくると、お弁当箱は綺麗に空っぽになっていた。同じごはんを晩御飯に出した時は食べなかったのに、お弁当パワー…！？
空っぽのお弁当箱って、想像もしてなかったけどとても嬉しい！親も同じく嬉しかったんだろうな〜と思う。

今朝持たせたお弁当も、またもや可愛げがない。
ソーセージ、チーズの卵焼き、からあげ、コーン、トマト、ブロッコリー、梅干のおにぎり。

同じ柄の巾着に入れてテーブルに置いていると、娘が嬉しそうにそれを抱き寄せる。

「これ、はっちゃんの？」
「はっちゃんの、おべんちょ？」

そうよ〜、というと

「はっちゃんの！！」
「はっち、おべんちょ、すき！！」

と満面の笑みでフリフリしたり、抱きしめたりするのである。
早速開けようとするのを制止すると、今度は巾着袋を愛で始めた。リボン結びにした巾着の紐を指差して、

「これ、ちょうちょみたいね！」

〜みたいね、なんて初めて言った！！！

朝からとてもご機嫌でした。
今日も私は残業でまだ会えていない。
お弁当、空っぽになっているといいな。