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18/03/06 空虚なハンバーガーの日

今日は友人とランチ。
電車とバスを乗り継いで、待ち合わせ場所へ。
時間より早く着く計算で行く。
目指すはショッピングモールに入っているモンベル。

先日、大きな荷物を背負って出かけることがあった。
旅に出るなら、荷物の軽量化は先決だ。何よりも大事。
荷物が軽くなると心も軽くなる。
それと『旅人』っぽい格好。山に登るなら、普段着で行くわけにはいかない。
自分に似合いそうなジャケットを探しにモンベルへやってきた。

普段はなかなか気に入る洋服を見つけることができない私だけど、見つけた。
あっという間に見つけた、「これ欲しい」と思えるソフトシェルが。(私の欲しかったやつはソフトシェルというらしい)
色も、形も、機能も、ドンピシャ。その上軽い。そんでもって、かわいい。
これなら街中も歩けそうだし、山の中も入っていける。

欲しさが募っていったが、とりあえず待てと。脳内で指令をかける。
また同じお店に来た時に欲しかったらその時に考えようと。衝動買いは良くない。

その後もモンベルの中をぐるぐるして時間を潰す。
今まではそんなに興味がなかったのに、一度アウトドアに興味を持つと俄然楽しくなりますね。
モンベル最高~~~

***
友人と合流。
以前から気になっていたというハンバーガー屋さんへ。
ファーストフードではないハンバーガー屋さんへ行くと、食べ方による性格の違いが出るのが面白い。
私は「なにがなんでもかぶりつく」派なのだけど、友人は迷った挙句「ナイフとフォークで食べる」派になっていた。
友人らしいなと思いながらも私はペーパーにハンバーガーを挟んでかぶりつく。
久しぶりのハンバーガー。ハンバーガーは大好物なのだけど、病気になってからは自ら食べに行こう、という気は起きていなかった。

確かに美味しかった。美味しかったのだけど、ハンバーガーを食べた時の多幸感とか、幸福感を以前より得ることができなかった。
なぜだろう、この幸福に慣れてしまったのか、それとも元気じゃないからなのか。

友人とお喋り。全然違う業界で働いている彼女の話を聞くのは楽しい。
私とは恐らく一生縁のない業界で、苦労しながらも楽しそうに仕事をしている彼女は、とても輝いて見える。
私は人と自分を比較しない。だから私が・・・みたいには考えたりはしない。
彼女は彼女、私は私、だ。

やっぱり仕事を1年目でリタイアしている人は誰に聞いても周りにいるみたい。
私みたいに病気になったとか、やりたいことが別にあるとか、理不尽なブラックだった、とか。

ほんと、どうしよう。病気を治さなくちゃいけないのは分かるんだけど、このまま休んでるだけじゃいつまで経っても良くならない気がする。
もうすぐ休職し始めてから1か月が経つ。私は何者になっていくのだろうか。