尾瀬に集まる元同僚たち
先月、5月の20日から25日までの間に
私が働いている尾瀬に、
元同僚8人に会いました。
「元同僚」とは、私が昨年まで働いていた北アルプスの山小屋の同僚のことです。
8人の内2人は尾瀬の山小屋スタッフとして勤務中。
他6人はなんとこの短期間に、それぞれ個別に遊びに来ました。
同じ山域に私も含めて3人の元同僚が働いているのも奇跡に近いのに、
この6日間で6人が遊びに来るというのは、
なんだか奇跡というか、
言葉では言い表せないような感じです。
山に関わっていると、
そんな奇跡みたいなことでも
不思議と偶然ではなくて必然として受け入れられるから不思議です。
↑以前書いた記事
本当に下界では考えられないくらい、
奇跡みたいなことが起きます。
色々ありすぎてもうビックリしなくなりました。
そんなタイミングはさておき、
元同僚が8人が尾瀬に来たことについて、
純粋に仲が良いといいますか、
本当に山が好きで、山小屋が好きで、
そして何より人が好きなんだなと思います。
山小屋という、テラスハウスのような
一つ屋根の下で、
(テイラースイフトなんて流れる雰囲気では全くありませんが笑)
寝食共にした仲間は、ただの同僚ではない特別な存在です。
そんな同僚がまた別の山域でも集まる。
普通の仕事や会社だったら、これと似たようなことが起きるでしょうか?
下界から来た6人は山小屋に泊まったので、
一部の方とは夜におしゃべりしました。
思い出話になるかと思いきや、
今年も山小屋に行く人も行かない人も、
今年の山小屋のことを気にかけていて、
愚痴とかではなく、
今年はどのように運営していくのだとか、
新しく山小屋に来る人にどのように指導していくのか、
などそんな話ばかりです。
本当に山小屋が好きな人たちなのです。
6月からはまた別の同僚が尾瀬に働きにきます。(私とは入れ違いですが…)
このような、山小屋で働いて、山小屋を好きになった人たちの輪が少しずつでも山域を超えて広がっていくといいなぁと思っています。
さて後半は尾瀬で働いている元同僚いる小屋のお話を。
日帰りでも会いに行けますが、せっかくなので下界から来た同僚たちに便乗して私も宿泊。
山小屋スタッフとして、またホテルマンとして勉強です。
同じ尾瀬でも小屋が異なれば、食事の内容も建物やスタッフさんの雰囲気も大きく異なります。
同じ尾瀬で働いている身からすると、
より深く感じられて新鮮です。
尾瀬に興味を持っている方は、ぜひ山小屋選びも楽しんでいただけたらな、と思っています。
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