佐是 恒淳　プロフィル

世に問う思い

若い頃から歴史小説が好きでした。いつのころか、書かれた作品を読むだけでは飽き足らず、自ら史料にあたって調べるようになりました。書き溜めた資料が増えるにつれて頭のなかに歴史人が動くようになり、自ら、歴史小説を書いてみたいと思うようになりました。

初めの一冊はご縁あって、ある出版社から出版できましたが、以後、出版の機会を得ず、ネットに発表することにしました。note という機会を利用できることに幸せを感じています。どうぞ宜しくお願い致します。

2022年11月

掲載する作品

まず、note の場をお借りして、皆様に読んでいただきたい拙著は

『将軍家重の深謀－意次伝』

です。田沼意次と、それを支持し続けた九代将軍家重との人間関係を縦糸に、君臣が一心となって、行き詰った幕府財政を立て直す物語です。この作品の主な特徴は、次のような点を小説的に深堀りしたことにあります。

• 口も利けず阿呆扱いされた将軍家重がいかなる人物であったか

• 家重の支持を得た田沼意次がいかに経済政策を実行したか

• 江戸時代の経済がいかに発展し、ついに変質し幕府財政を悪化させたか

• 商人階級がいかに支配階級の武家を超えるほどに経済力を持ったか

• 田沼意次の悪評がいかに作られたか

• 田沼意次がいかに失脚し、その後の経済政策が変更されたか

この作品は、私のホームページでもお読みいただけます。宜しかったら、ぜひ、お立ち寄りください。

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note でも掲載を開始し、諸兄のご高見に供したく思います。