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戦争をやっちゃいけないと言う人に聞いてみたいこと

例年、8月15日前後に、いろいろのイベントが日本国中で開かれ、平和の尊さ、戰爭はいけない、ということが強調されます。全くその通りなのですが、最近、気になり始めたことがあります。
インタビューに応え、小学生でも「戦争はいけないこと」と発言しますし、親御さんも固く信じていらっしゃるのでしょう。
私は、戰爭はいけないとおっしゃる大人の方々に次の質問を聞いてみたいと思うようになりました。

「ウクライナの人々が、今、ロシア軍に対して行っていることは、あなたの言う ”やってはいけない戰爭” に含まれますか?含まれませんか?」

含まれると答えた方には、では祖国を守る戦い(戦争)もいけないとお考えなのですね?と重ねてお聞きしたいと思います。
含まれないと答えた方には、では、ウクライナの人々の対ロシア戰爭はやってもいい戰爭とお考えですか?とお聞きしたいと思います。

こういう質問を重ねれば、ある一群の方々は、侵略戦争はやってはいけないが、祖国防衛戦争は勇敢に戦い国を守るべきだというお答えをされるかもしれません。こういう方々はウクライナ軍を応援していると思います。
もちろん、祖国防衛戦争もいけない、侵略軍が攻めてきたら逃げるべきだと答える方々もいらっしゃるでしょう。この方々は、ウクライナは領土をうしなってもいいから早く停戦協議を開くべきだとお考えなのかもしれません。
こう考えれば、戰爭には侵略戦争があり、利権確保の戰爭があり、祖国防衛戦争があるなど、いく種類もあるかな、という認識に至ると思います。

平和が大切、戰爭はいけないという言葉は簡単に聞き出せますが、では、平和を守り、戰爭をしないためには、どうしたらいいでしょうか?と聞くメディアはテレビで観ることがありませんでした。

日本がウクライナのように侵略される心配をしなければいけないのではないかと思いながら、八月の鎮魂の日々を過ごしました。


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