創作日記 A面

 フィクションとノンフィクションを半分ずつ混ぜたアイスカフェラテみたいな文章です。________________________________________

 雨の日の珈琲、ぽとぽとと珈琲フィルターからコーヒーの水滴が落ちる音と雨音が時折重なる。珈琲の香りと湿気の匂いがして、落ち着く。

 テレビを付けるとお昼のニュースがやっている。落ち着いた声の女性アナウンサーが今日の天気や起きた出来事について話す。寂しいので音が欲しくて付けてる。内容はぼんやり聞き流す。お昼になったので遅めの朝ごはんを食べる。ハムエッグとバターを塗ったトーストを食べる。食後にはミルクを入れた紅茶を飲み干す。

 本屋さんに出掛けに、雨なので傘をさして歩いて行く。気になっていた文庫本を手に取り会計する。カフェでその本を半分くらいまで読む。カフェではレアチーズケーキとコーヒーをいただいた。

 そのあとバイトに出かける。お洒落バールで働いている。まかないは美味しいが、他の従業員とそりが合わない。まあ仕方なしと頑張っている。

 バイトが終わったので歩いて帰っている。今夜は月が綺麗に見える。満月だ。こういういい夜の日は恋人と通話することが多い。「ねぇ、月と星が綺麗だからさ、外に出てみてよ。」2人して夜空を眺めながら通話をする。幸せな夜だ。彼のことが好きなんだと改めて気付かされる。「ずっと、あたしのこと好きでいて?」せつなげな声で言うと、明るく「勿論!ずっと好きだよ。」と返ってくる。安心してあたしは沈黙する。電話を切った。そろそろ家に着くからだ。今日はゆっくりお風呂に入って、歯を磨いて寝る.おやすみなさい。

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