遅い時間の買い物は街灯が友達。この街ではイオンに行かなくてもいいから良い。知り合いに会うこともセールの服に飽きることも下品な茶髪を見ることもなくなった。だからと言って虚しさが無くなるわけではないが、それでも幾分マシだった。つまらない街にじゃあねと言って特急列車に乗ったあの日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?