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夜のカフェー

 “恋人に抱く慕情は柔らかで優しいふわふわとした雲のようなものだけれど、貴方に対するそれは稲妻みたいな刹那的で激しい愛情なので、それに身を任せるのが怖い。貴方のこともうきっと好きだけれど、認めたら堕ちていってしまうのでしょうね。”

そう君は言うけど、それって僕のこと大好きなんじゃないか、 

“貴方意外と無粋な人なのね”

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