画像生成AIで、「スクール水着」の画像を出そうとしたら「なぜか?短パン女子ばかり出る」という謎現象が発生した原因と、日本の「スクール水着」の出し方(プロンプト)

画像生成AIの「Bing Image Creator(中身は、DALL·E)」を使って、日本の「スクール水着」の画像を出そうとした所、原因不明のわけのわからない現象が発生して、「school swimsuit」、「school swimwear」というプロンプトにすると、「なぜか?短パン女子ばかり出る」という謎現象が発生して、なかなか日本の「スクール水着」画像が出てこない。
この記事を書いている中の人のお仕事が辞典学者なので、今回の日本の「スクール水着」のプロンプトの英語に関する、どうしてこのような現象が起きるのか?の現実の背景を解説していきます。
一応、次のプロンプトにすれば、何とか、日本の「スクール水着」に見える画像の出力には成功した。

(日本の「スクール水着」に見えるプロンプト)
regulation navy blue one-piece swimsuit

・(プロンプト出力時に使った画像生成AIの種類とバージョン)
Bing Image Creator(中身は、DALL·E)(マイクロソフトの「Edge」の中の人工知能機能。バージョンはよくわからない)(*画像生成AIは、バージョンで出力される結果が大幅に変わってしまうので)

(辞典学からのプロンプトの英語解説)
海外の学校の水泳の授業は、「ラッシュガード」+「短パン」を水着の上からさらに着る事が普通なので、単に、「school swimsuit」、「school swimwear」というプロンプトにすると、「ラッシュガード」+「短パン」という「水の中に入っていいただの服」に見た目は見える画像が出やすい。
「bathing suit」は、「水浴び」、「海水浴」用の水着の意味になるので、ファッショナブルな水着になりやすく、「スクール水着」に見える感じにはならない。
海外では火山列島の日本のように「温泉」のような温かい温泉は出ないので、「スパ」という大きな湖のような場所で、「水浴び」をする文化があり、そういう場所で、「水浴び」用の水着として着ていくのが、「bathing suit」で、見た目は、日本の海水浴用の水着。
また、イスラム教徒の女性は肌を曝してはいけないので、日常入るお風呂の時にも、「湯浴み着(ゆあみぎ)」というお風呂専用の水着と少し違うものを着てお風呂に入る文化があり、体を石けんで洗う時も、この「湯浴み着(ゆあみぎ)」を着たまま、隙間などから洗うという、面倒くさい事をしている。
日本人女性が、イスラム教徒の国に海外旅行へ行き、女湯の銭湯に入る場合に、「全裸」になって入っていってしまうと、女性同士しかいないのに、「全裸変質者扱い」になってしまうので注意が必要。
そんな感じの文化の差があるので、移民の多い海外の学校の水泳教育現場では、イスラム教徒に配慮して、海外の学校の水泳の授業は、「ラッシュガード」+「短パン」を水着の上からさらに着る事が普通なので、プロンプトで、単に、「school swimsuit」、「school swimwear」というプロンプトにすると、「ラッシュガード」+「短パン」という、ただの服にしか見えない画像が出やすい。
「競泳水着」の「competitive swimwear」、「competition swimsuit」にすると、一気に、「スクール水着」の雰囲気に近づくが、競泳水着っぽい、白のラインとかが入りやすく、いまいち、日本の「スクール水着」に見えない事が多い。

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