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小5春 伴走やめました。

小5の4月末にゆるゆるとしていた伴走をやめました。

小4から通塾して1年。家庭学習ゼロから通塾を経て、情報収集は本当に毎日しました。何もかも調べられるだけ調べました。

塾にも電話したし、夫の友人の中学受験経験者からも状況を聞いたし、Twitterも、受験ブログも。

息子の成績を見ると伴走の必要性はあったし、
伴走しないと勝てないが今の中受だとも情報から知りました。

我が家は小4入塾時から、ゆる伴走をしました。
声かけ、丸つけ、分からない場所は教える。

そこで分かったのは、私が受験には熱くなりすぎて、子供を辛くさせてしまうということ。実際「これやりなさい!」が多くなり、子供が暴れて荒れて大変でした。

向いていないことはやめよう。
できることをやろう。

「抱きしめ要員+衣食住の環境整備+我慢できないときは小言」を基本スタンスに変えました。

実は、辛くさせてしまうのは、通塾できるのがうらやましいという私の気持ちからでした。

私は地方出身で、小中と愛読書が辞書や図鑑でした。好奇心も旺盛だった。ただ塾には経済的にも場所的にも行けず、選択肢はなし。そんな中学があるなんて知らず。中受の世界とは無縁でした。

だから、今この環境を知ってしまうと自分がもし塾に行けていたらもっと楽しかっただろうな、勉強しただろうなという思いが出てきてしまうのです。また、息子が怠けていると、自分を見ているようで許せないのです。

(私は大学受験で大失敗して、Fランク大卒です。学習習慣が皆無なのに田舎の優等生だったので内申だけは抜群。高校は県内指折りの進学校へ。周りは塾通いが当たり前か地頭がいい子ばかりで高1から全く勉強についていけず。一浪の後この結果です。高校では進学実績に大学名さえ載せてもらえなかった記憶があります。)

小5で人格否定が入ってきたので夫に「もう伴走やらなくていいよ」と言われたことをきっかけに伴走をやめました。弁当と送り迎えだけ。丸付けもしない。テスト結果は見るけど、それだけ。コメントしない。

成績の低迷やダラダラするする息子にイライラしましたが、必死で耐えて
3か月ほど経つと次第と楽に。本当にあきらめたというのが正しいかも。

息子は息子の人生を生きればいい。
どこの学校に行ってもおもしろいだろうし、自分で決めたなら中受やめるのもあり。
ふとそう思って、息子に伝えました。


息子は何だ急に??状態。

そして、言った直後なぜか私が勉強しようかなと思えました。

まずは読んでみたい本を片っ端から図書館でさがして借りてきました。

1行だけでもいいから読んでみたいものは全て借りました。
出版社の書評やXでフォローしている方がすすめているもの、
本屋に平積みの物、中受界隈で噂の物、教育分野、医学分野、ブルーバックスまで。

予約して読んでいくと、これが楽しく楽しくて。通勤でスマホをしていた時間を15分だけ読書に充てましたが、休みの日も読書するようになりました。
内容が合わず半分しか読めないものもあるし、借りている期間を過ぎてもまだ読みたいものは購入したりもしました。

自分がやりたかったことを実行できたら、息子が勉強しないストレスはだいぶ軽減されました。

本を読み始めたら自分の語彙が急に増え始めて、仕事がうまくいくようになったりメールを表現豊かに書けるようになったりと良いことが出てきました。
子供達に何かを説明する時にも(私の語彙が増えたので)、言い換えしながら色々な角度から話せます。説明がうまく行くことが多くなり、子供達からは質問が増えて生活が豊かになりました。
(子供は敏感で正直なので、本当に鏡だなと思います。)

自ら勉強をし始めたら、良いことはある。
でも他人に言われてやることはうまくは行かないということも実感したので
息子は息子で楽しくやってくれたらと思っています。

我が家は今後も伴走なしで行きたいと思います。








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