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IT業界で絶対に使ってはいけない言い回しを今日、noteに書いてみる。


IT業界で絶対使ってはいけない言い回し

こんにちは!
今日、現場で久しぶりにこの業界で絶対に使ってはいけない、1発で信頼できない危ないヤツ認定を受けてしまう損な言い回しランキング1位を聞いたのでnoteに書いてみます!当然個人の意見なので賛否あるとは思います!

前提

以下前提です。
・障害対応などの急ぎ対応で上長等に報告するとき
・影響/重要度の大きいシステムへの作業方針を決めるとき

使ってはいけない言い回しランキング堂々の1位とは

上記の前提ような、1つ1つの決断がシステムに大きく影響する場面において使ってはいけない言い回しがあります。それは、
「⚪︎⚪︎⚪︎だと思います」「⚪︎⚪︎⚪︎だった記憶があります」「⚪︎⚪︎⚪︎な認識です

具体的にはこんな状況です。
上司:障害が発生した。原因調査できた?
担当:過去に⚪︎⚪︎⚪︎が原因でエラーが起きた記憶があります。今回もこれが悪さをした認識です

一見、自分の意見を述べているので別にいいのでは?と思われるかもしれません。
が、もし現場のスーパーミラクル管理職エンジニアが「〜だった記憶です。〜だった認識です。」という言い回しで回答が終わった場合、コンマ0.0000002秒でこう返答するでしょう。

「あなたの意見は聞いてません。事実を教えてください。」

少し厳しいことを言っているかと思われるかもしれませんが、残念ながら上司の立場になれば至極真っ当な回答です。

解説

解説します。
あなた(上司)はシステム管理者でシステムを設計通りに動かし、万が一障害が起きた場合迅速に解決し、お客様への影響を最小限にする。という約束をしてお金を頂戴している立場にいます。

そんなある日、急に1本の電話が入ります。
「お客様に商品説明するためのシステムが起動しない。」
この電話を皮切りに全国の営業所から電話が一斉になり始めます。
問い合わせメールも大量にきています。
営業部長から会社携帯に電話がきました。「現場からシステム起動しないって連絡がきてる」

現場は怒り狂い、システム担当者は混乱。。。そんな状況でもあなたは冷静に一瞬でやらないといけないことを整理します。
・何が起きているのか正確に把握、関連部署に通知する
・有識者をアサインし、迅速に原因を特定する
・システムログを退避する
・対策手順を確立する
・環境毎に対策を実施する
・システム復旧を確認しだい再度関連部署に通知する
・障害発生検知から復旧までの時系列を整理し、障害報告書を作成/報告する
・なぜなぜ分析を実施し、再発防止策を行う
・同様の障害が発生しうる状況にないか類似見直しを行う
・本来、障害対応中にやるべきだったタスクの再調整

あなたは最低限でもこれだけのことを責任を持って迅速にやり遂げなければなりません。
さてここで、本記事の冒頭に記載した状況に戻りましょう。

上司:障害が発生した。原因調査できた?
担当:過去に⚪︎⚪︎⚪︎が原因でエラーが起きた記憶があります(あやふや)。今回もこれが悪さをした認識です(感想)

そもそも、上司の質問が原因調査”できたかどうか”なのに、担当の回答が”個人の感想”な時点で求める回答をしていないってことになりますが(笑)

正直、この記事を書いてる途中でIT業界を悪く伝えている気がしてきました・・・が実際そうですし下記記事のようにIT業界に興味を持っている人に1人でも多く伝わればなーと思います!

本日もお疲れ様でした!

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