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「現場を見る」を「フィールドワーク」に置きかえただけで伝わることもある


1.事件は現場で起きているんだ!とは言えない

私は、10年以上の営業経験から、アイディアや課題を出すために、ユーザーと話をしたり、現場を体験することの大切さを実感しています。

そしてその想いを、若手のメンバーに伝えたいと思った時、どのように言語化して伝えるのがいい方法なのか考えたことがありました。

「現場を見た方がいい」という主張は間違っていないと思います。ただ、その主張に対する目的や根拠が無いと根性論のように取られられてしまう可能性があったり、その言葉だけでは伝わらない気がしていました。(昭和感出したくないというかっこつけもあり 笑)

2.別のストーリーを作る中で、たまたま自分の主張とマッチする

そんな想いをかかえたまま数年が立ち、近々、仮説思考について社内で勉強会をすることになりました。プレゼンのストーリーを考えていたら、間接的に現場に出てみることの大切さを伝えるシナリオになっていることに気付きました。

現場に出た方がいいを伝えるストーリー

・VUCAな時代において、仮説検証を高速に行うデザイン思考が重要になってきている
・まずは仮説のあたりを付ける必要がある
・あたりを付けたら、良質な仮説を作るめの準備
・良質な仮説を作るためには、良質、かつそれなりの量のインプットが必要
・質の良いインプットの1つにフィールドワークがある。フィールドワークは、五感を使って情報を結合させる働きがある。人間が意識できる顕在意識は、たった5%~10%、残りの90~95%は、5感を使って感じることが大切。
・フィールドワークには行動観察、アンケート調査、エスノグラフィー、シャドーイングなど様々ありどれも有効だ。
→フィールドワークやってみよう(現場に出てみよう)

このストーリーを後輩に見せたら、「現場に行くと良質なインプットが得られるならフィールドワークやってみたい」という回答が得られて、心の中で小さくガッツポーズしてしまいました。

3.伝える工夫をしてみる

相手に伝えるためには、聞き手のエリアに入って、伝わる言葉に変えてみたり、その背景や根拠などを展開して説明することで、相手の共感を引き出せるのだなという気づきがありました。

「世代のギャップ」という貞のいい言葉に逃げて、伝える努力を怠らないように今日も後輩と沢山コミュニケーション取りたいと思います!

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